金型内部の樹脂の動きを知りたい
課題「金型内部の樹脂の動きを知りたい」
射出成形は樹脂の充填から冷却までの全工程が閉じられた金型内で行われます。それによって、成形品に不具合があってもどのような要因によるものかを特定することは非常に困難であるといわれております。場合によっては現場の経験豊富な技術者のノウハウを活用し、不具合の改善をすることができることもありますが、ノウハウはブラックボックスであるため、情報の共有が難しくなります。 例えば、製品にそりが大きく発生した場合、その不具合の原因が強化材の繊維によるものか、あるいは温度差によるものかなどの様々な原因が挙げられますが、成形品だけでの判断は多大な人的および時間的なコストをかけなければ原因の特定および改善は難しいと考えられます。 従って、金型内部の見える化は生産性向上、コスト削減、高付加価値の商品開発などに必要となってきています。
- 企業:株式会社セイロジャパン
- 価格:応相談