レーザーラマン分光光度法による炭素材料評価
高度な分析と”考察力”でお客様の問題解決!炭素材料の有効な評価手法を紹介
「ラマン分光法」は、炭素材料の構造を敏感に反映することから、 炭素材料の有効な評価手法となっています。 レーザー光を物質に照射した際に、物質から放出されるラマン散乱光を 利用した分析手法であり、ラマン散乱光は、その物質を構成する分子の 振動・回転に基づいて決まった振動数だけずれて現れます。 このズレの程度を用いて、分子構造解析を行います。 DLC、フラーレン、グラファイト、カーボンナノチューブ、ダイアモンドは 良く知られた炭素材料です。 ラマンスペクトルには、グラファイトに共通して現れるGバンド(1580cm-1)と グラファイト構造の乱れ・欠陥に起因するDバンド(1360cm-1)が見られます。 Dバンドと Gバンドのピーク強度比(R値:ID/IG)や半値幅から、さまざまな 炭素材料の結晶性や品質を評価することができます。 【特長】 ■最小1umの微小異物(有機化合物或いは金属酸化物)の同定 ■炭素種の識別、炭素材料の結晶性の評価、黒鉛化度の分析 ※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:イビデンエンジニアリング株式会社 環境技術事業部
- 価格:応相談