マイクロ波センサーと赤外線センサー
マイクロ波センサーと赤外線センサー
マイクロ波センサと赤外線センサはいずれも人や物体の動きを感知しますが、原理と得意条件が異なります。 マイクロ波センサは微弱な電波を発信し、その反射変化で動きを検知する方式で、 遮蔽物越しでも反応しやすく広範囲を高感度で捉えます。 このため、風・温度変化など外的要因の影響を受けにくく、 屋外や広い空間、駐車場・通路・エントランスなどでも安定した検知が可能で、 安全性や利便性の向上にも役立ちます。 一方、赤外線センサは人体などの熱によって放射される赤外線の変化を受動的に検知する方式です。 低コストで省電力、誤作動も少なく、 室内照明の自動制御や生活動線に合わせたきめ細かな検知に最適なセンサといえます。 ただし、距離が遠い場合や遮蔽物がある環境では反応が不安定になるため、 設置位置や角度の調整が重要となり、環境に合わせた設定が求められます。 マイクロ波センサは屋外向きの高感度・広範囲検知、 赤外線センサは室内向きの安定・省電力型という特性があり、 用途・場所・求める精度に応じた最適な選択が必要です。 ※詳しくはPDFをダウンロードいただくか、お気軽にお問い合わせください。
- Company:株式会社パル技研
- Price:応相談