漁港設備の長寿命化対策工法
実施される水中コンクリートによる「腹付け工」を、プレキャスト残置型枠を 構造物の一部とする工法
<安全性・計画性の確保> ■残置型枠工法は1 段毎の施工が可能で閉鎖性が解消され、非常時の退避行動が速やかに取れます。 ■残置型枠自体が自立式であるため、海中での作業を安全に行うことが可能です。 ■気象海象条件に左右され易い海上工事の計画性の確保が可能です。 <経済性・施工性の向上> ■閉鎖空間が無いため作業効率の向上により工期短縮が図れます。 ■製品重量が軽量のため小型重機による施工が可能です。 ■従来工法では、腹付け幅を潜水作業スペースとして最低1.0 m以上を必要として安定計算値以上で設計されるケースがありましたが、閉鎖空間を必要としない残置型枠工法では安定計算値通りの腹付け幅で設計ができ、コンクリート量の軽減を図ることができます。 <資機材調達の簡素化> ■段階施工のため、生コンの確保が容易かつ施工性が良好で、漁港工事の小規模打設が可能となります。 ■段階施工分の資材搬入で済み、ヤード面積の低減及びヤード計画が容易となります。
- 企業:昭和コンクリート工業株式会社
- 価格:応相談