輻射・輻射型ヒータの被加熱物への熱効率(貞徳舎コラム)
輻射・輻射型ヒータの被加熱物への熱効率についての基礎知識
創業以来およそ130年に余り、約100年は耐火物メーカーとして、近年の30年余りは電熱ヒーター業界にも進出、各業界のお客様のご希望・ご要望にお応え、新しい技術開発に軸足を置いた新製品の開発に努めて参りました。 そんな当社だからこそ、ヒーターのお役立ち知識を掲載。 <輻射> 電磁波により伝わる熱。熱を伝える物質は必要ない 絶対温度の4乗に比例してエネルギー強度が上がる 輻射体(発熱体を主とする)が800℃以上では効果が大きい <輻射型ヒータの被加熱物への熱効率> ■発熱体温度で輻射熱の波長が決まる 例: 1000℃(1273K) ピーク波長2 . 3μm 黒体(完全)>入射エネルギー全吸収 白体(完全)>入射エネルギー全反射 透明体(完全)>入射エネルギー全透過 ■物質により吸収・反射・透過特性が決まる(波長依存性が強い) 一般的な物質>吸収率:表面状態により変わる(鏡面、表面粗さ、酸化度)/透過率:通常は透過率ゼロとみなせる。 ガラスなど>吸収率:波長により大きく変わる/透過率:ほとんど透過 ※詳細はお問い合わせ、もしくはPDFをダウンロードしてください。
- 企業:貞徳舎株式会社
- 価格:応相談