輻射・輻射型ヒータの被加熱物への熱効率についての基礎知識
創業以来およそ130年に余り、約100年は耐火物メーカーとして、近年の30年余りは電熱ヒーター業界にも進出、各業界のお客様のご希望・ご要望にお応え、新しい技術開発に軸足を置いた新製品の開発に努めて参りました。 そんな当社だからこそ、ヒーターのお役立ち知識を掲載。 <輻射> 電磁波により伝わる熱。熱を伝える物質は必要ない 絶対温度の4乗に比例してエネルギー強度が上がる 輻射体(発熱体を主とする)が800℃以上では効果が大きい <輻射型ヒータの被加熱物への熱効率> ■発熱体温度で輻射熱の波長が決まる 例: 1000℃(1273K) ピーク波長2 . 3μm 黒体(完全)>入射エネルギー全吸収 白体(完全)>入射エネルギー全反射 透明体(完全)>入射エネルギー全透過 ■物質により吸収・反射・透過特性が決まる(波長依存性が強い) 一般的な物質>吸収率:表面状態により変わる(鏡面、表面粗さ、酸化度)/透過率:通常は透過率ゼロとみなせる。 ガラスなど>吸収率:波長により大きく変わる/透過率:ほとんど透過 ※詳細はお問い合わせ、もしくはPDFをダウンロードしてください。
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1891年の創業以来、耐火物専門メーカとして歩みを進め、現在も電気炉用耐火レンガや碍子の製造をしています。 現在の主な製品は工業用電熱ヒータで、昇降温の激しい過酷な環境で稼働する電気炉用ヒータの設計・製造を得意とし、オーダーメイドで製作しています。金属発熱体を用いて、炉内温度を1200℃までに対応した電気炉用ヒータで、鉄の浸炭処理や焼入れ、焼き戻し処理、ガラスの曲げ加工を目的とした炉に使用されています。 また、新製品として、金属発熱体加工技術、セラミック碍子製作技術を組み合わせて熱風発生装置の開発、製品化に成功しました。お客様の悩みや課題には徹底的に向き合い、解決するまでとことん付き合うことをモットーとしています。 125年以上の歴史と実績で培われた技術やノウハウを基に、熱に関するあらゆる相談に対応いたします。