単体からシステムへ、機械は進化する

私たちは、航空機器の技術を活かして他の輸送分野にも積極的な進出を図り、現在、高速船用機器や高速鉄道車輛機器などのまったく新しい分野を拓きつつあります。一方、産業用機器分野へは1959年に参入。以来、ポンプ、バルブ、アクチュエータという要素技術は、プレスをはじめ、射出成型機、工作機械、土木建設機械、圧延装置などにその用途を拡大しながら、システム化の途を歩んできました。高度な制御機を備えたメカトロニクス・システムこそが、今日の油圧機器の姿なのです。まさに、機械の進化とともに私たちの事業も進化しているのです。