室町ケミカルは、長年に渡るイオン交換樹脂・分離膜取扱いの経験を活かし、水処理のスペシャリストとして、お客様のニーズに合ったシステムをご提案し、トータルサポートしております。また、イオン交換樹脂の再生処理も行っております。 ムロマック（Muromac）・レバチット（Lewatit）・デュオライト（DUOLITE）など各種イオン交換樹脂を取り扱っております。 詳しくはカタログダウンロードでご確認いただけます。

Muromac ULシリーズは、架橋度を高める事で高い耐酸化性能を達成し、高分子量の有機物の溶出を著しく低減する事に成功した高水準な高架橋度カチオン交換樹脂です。 ≪ULシリーズの特徴≫ ●架橋度が高いため、耐酸化性に著しく優れる。 ●耐酸化性に優れるため、有機物溶出が少ない。 ●アニオン樹脂の性能定価の原因となる、高分子量の有機物の溶出が少ない。 ●汎用樹脂と比較して交換容量が20％程度が大きい。 ●交換容量が大きいため、採水可能量が大きく、再生頻度が低減できる。 ●これらの観点から、水質低下抑止と樹脂寿命の延長、採水容量の増加を期待できる。

Muromac HGシリーズは、電子工業用製品の製造過程で要求される、様々な薬品やプロセス液の高純度化を可能にするために、新たに開発された高純度イオン交換樹脂です。 ●樹脂からの溶出を極力低減するために、樹脂中に含まれる不純金属やTOCを予め低減 ●水系および有機溶剤系の電子材料薬品やプロセス液の精製に適応 ●ppm、ppbオーダーのイオン性不純物除去が得意

強酸性陽イオン交換樹脂H形、強塩基性陰イオン交換樹脂(１・２型)OH形を用途に応じて、洗浄、混合した製品をご用意いたします。 設定される目標値によって、イオン交換樹脂の選定、混合比率、洗浄方法などのご相談に応じます。

イオン交換樹脂「キレート樹脂」は有効pH範囲内ではイオン交換による吸着ではなく、交換基と金属イオンとの間でキレートを形成、金属イオンを選択的に保持します。 選択する金属によって、イミノジ酢酸基・チオ尿素基・アミノリン酸基・セミチオカルバミン酸基など様々な交換基の樹脂があります。 ●詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをダウンロードください。

『Muromac ULシリーズ』は架橋度を高めて、高い耐酸化性を達成した、 有機物の溶出も大幅に低減したカチオン交換樹脂です。 交換容量が大きく、採水可能量を増加することができ、 再生処理の頻度も減り、イオン交換樹脂の長寿命化にも貢献。 純水製造装置、復水脱塩装置など、高度な水質が要求される用途に適しています。 標準グレードと、溶出をさらに低減する高グレード品があります。 【用途例】 ■火力発電所や原子力発電所の復水脱塩装置 ■ボイラー給水用純水製造装置 ■半導体製造装置など、超純水製造装置の最終段ポリッシャ ■系統にオゾンや過酸化水素、紫外線照射設備を使用している純水装置 ■酸化性物質を含む液体からの金属除去 ★樹脂サンプルを進呈中です。お気軽にお問い合わせください。 　製品カタログや水処理用語集を『PDFダウンロード』からご覧いただけます。

イオン交換樹脂「ムロマック（Muromac）」「レバチット（Lewatit）」「デュオライト（DUOLITE）」 ○強酸性陽イオン交換樹脂 ○弱酸性陽イオン交換樹脂 ○強塩基性陰イオン交換樹脂 ○弱塩基性陰イオン交換樹脂 ○特殊用途向けイオン交換樹脂（キレート樹脂） ○混床樹脂 ○AMBERCHROME Finemesh など幅広いニーズに応えるためにイオン交換樹脂の豊富な製品群を取り揃えています。 詳しくはカタログをダウンロードしてください。

イオン交換樹脂「AMBERCHROME Finemesh（アンバークロム　ファインメッシュ）」は強酸性陽イオン交換樹脂の架橋度（スチレンに対するジビニルベンゼンの配合%）の異なる製品群です。 2%、4%、8%の3種類それぞれに粒度分布の異なる製品があります。分析をはじめ、分離、精製など広い用途に使われます。 詳しくはカタログをダウンロードしてください。

弱塩基性陰イオン交換樹脂「三級アミン基」は弱塩基性の三級アミン-N+(CH3)2を交換基に持つ陰イオン交換樹脂です。 ph＜7の酸性域では、C1が配位してC1形になりますが、ph＞７領域ではOH形にはならず、三級アミン基にフリーな電子が一対残ります。（遊離塩基）再生が容易で、バッチ法での処理が可能です。 詳しくはカタログをダウンロードしてください。

ユーザー個別の要求品質を満たすための洗浄方法の構築と洗浄作業の請負を 解決した事例をご紹介いたします。 ユーザーは分析用途に使用しているイオン交換樹脂があるが、イオン交換樹脂の 表面の微量な汚れ（界面活性剤などの残渣）による不具合が発生していましたが、 樹脂製造メーカーCOA上は合格品であり、メーカー側でこれ以上の洗浄は 難しいとされました。 ユーザー試験で不具合の発生したLOTのイオン交換樹脂は使用する事が出来なく なってしまうため、要求品質を満たすための洗浄方法を模索。 室町ケミカルには様々なイオン交換樹脂の知見があるので、樹脂洗浄方法検討の ご依頼をいただきました。 【概要】 ■業種：分析試験 ■エリア：非公開 ■主要技術：イオン交換樹脂の洗浄 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

金属化成加工排水中に含有している硝酸性窒素の除去装置の導入した事例を ご紹介いたします。 お客様は、「リン酸亜鉛皮膜処理品の洗浄廃水中の硝酸性窒素濃度が高く、 低減したい」とお悩みでした。 そこで室町ケミカルは、最初にお客様の現地にて採水を行い、ラボにて 排水の成分分析し、次に現地で採水した排水を用いてイオン交換樹脂で 通液試験を行い、硝酸性窒素の除去性能を確認。 通液試験を行ったことで、お客様に好適な処理装置の提案が可能になりました。 【概要】 ■業種：金属化成加工 ■エリア：関東 ■原水種：リン酸亜鉛皮膜処理品の洗浄廃水 ■処理量：1m3/h ■主要技術：陰イオン交換樹脂 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

キレート樹脂を用いた場内水中のCu、Cdの処理の有効性の確認を行った事例を ご紹介いたします。 “事業場で発生する場内水中のCu及びCdの数値を、より低く安定させる処理を 行いたい。”と悩んでおり、キレート樹脂によって数値をより低く安定させて 処理できるかが課題でした。 現行では発生した場内水を貯水池に貯め、中和剤や凝集剤を添加して処理を 行っているが、より良い処理方法が無いか検討。 そこで、室町ケミカルは、「現地で試験機を用いて、キレート樹脂による 実際の処理データ取得」を提案しました。 【概要】 ■エリア：中部地方 ■処理量：60m3/h ■主要技術：イオン交換樹脂 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

イオン交換樹脂の乾燥・粉砕の事例をご紹介します。 毎回頭を悩ませていたのは、新しいフィルターを開発する際の材料となる イオン交換樹脂の選定方法。 またフィルターにするにはイオン交換樹脂は乾燥・粉砕する必要があり、 各工程で対応が可能な委託先へ依頼していた為、製造に時間がかかり、 材料コストが増えてしまうという課題がありました。 当社にてイオン交換樹脂の用途開発から加工までを一括管理する事で、 多くのイオン交換樹脂の中から好適な製品を選定でき、イオン交換樹脂の 乾燥・粉砕を同じ工場で行い、効率UPすることができました。 【概要】 ■業種：化学品メーカー ■エリア：イオン交換樹脂（乾燥・粉砕） ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

イオン交換樹脂による排水中のF、B除去を行った事例をご紹介します。 事業所で新規に製造を開始する製品の洗浄工程で発生するフッ素を下水道 放流基準まで処理したいが、製品の製造に使用する薬液にフッ酸・ホウ酸が 含まれており、製品を洗浄したところ、排水中のフッ素・ホウ素の濃度が 基準値を超過。 既設の排水処理設備では受入が出来なかった為、既設排水処理設備に 合流する前に基準値まで低減することを課題としていました。 そこで室町ケミカルは「カートリッジを用いた装置によるフッ素・ホウ素の 除去」を提案しました。 【概要】 ■業種：製造業 ■エリア：関東地方 ■原水種：製造品の洗浄排水 ■処理量：0.1m3/h ■主要技術：イオン交換樹脂 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

キレート樹脂による排水処理で事業所の排水中のMnを排水基準値以下に収めた 事例をご紹介します。 産業廃棄物処分業を行っており、凝集沈殿設備を既に導入・稼働しているが、 一部季節にMnのみ排水基準値を超過。 原因は事業所で使用している工業用水の季節変動によるものと特定出来ており、 既設設備の改良または設備の増設により解消を検討されていました。 一般的には他社が提案している方法となるが、処理量が少なくMn以外の 重金属が少ない為、キレート樹脂による方法を実践しました。 【概要】 ■業種：産廃処分業 ■エリア：関東地方 ■原水種：既設排水処理設備の排水 ■処理量：1m3/h ■主要技術：キレート樹脂 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

トンネルの工事で発生する排水中にセレンが0.4ppm含まれており、 排水基準値の0.1ppm以下にしないと工事が進められないため、 イオン交換樹脂による処理が行えないか検討しました。 トンネル工事で発生する排水は一般的に凝集沈殿処理を行いますが、 装置スペースが大きく、また凝集不良の要因となる可能性があります。 そこで、実際の現場で発生している排水をサンプリングし、当社ラボにて イオン交換樹脂による通液試験を実施。セレンの吸着性能を確認し、 0.4ppm→0.1ppm以下の処理が可能であることを実証しました。 【凝集沈殿処理の問題点】 ■排水中のセレン除去 ・工事で発生する排水中のセレン濃度が変動するため、凝集沈殿による 　処理水のセレン濃度が変動する ・変動することで凝集剤の使用量も変動し、凝集不良の要因となる可能性がある ■装置スペースが大きい ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

分析用途に使用しているイオン交換樹脂がありますが、イオン交換樹脂の 表面の微量な汚れ（界面活性剤などの残渣）による不具合が発生していました。 また該当のイオン交換樹脂は、メーカー側でこれ以上の洗浄は難しいとされており、 お客様独自の要求品質を満たすための洗浄方法を模索していました。 本件はお客様の品質評価試験の方法が非開示だったため、洗浄に使用する 薬品や工程時間を調整した洗浄サンプル品をいくつか作成。複数サンプルを 評価していただき、要求品質を満たす事の出来る洗浄方法を確立しました。 【事例概要】 ■業種：分析試験 ■主要技術：イオン交換樹脂の洗浄 ■課題：分析用途に使用するイオン交換樹脂の表面の汚れによる不具合の解消 ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

イオン交換樹脂は、水中に存在する不純物のイオンをイオン交換反応により 吸着し、水を浄化するなどの目的で使用されています。 このイオンを吸着する能力は吸着容量に限界がありますが、限界が達した時点で 薬品による「再生」操作を行うことで、再利用が可能になります。 当コラムでは、「再生操作」「再生特性」について図を用いて解説。 カチオン交換樹脂は塩酸や硫酸などの鉱酸、アニオン交換樹脂は水酸化ナトリウム （苛性ソーダ）などのアルカリを用いて再生し、またカチオン交換樹脂を用いた 軟水器では、食塩（塩化ナトリウム）水溶液で再生を行います。 【概要】 ■再生操作 ■再生特性 ※コラムの詳細内容は、関連リンクより閲覧いただけます。 　詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。

イオン交換樹脂は純水の製造や金属の回収など、幅広い用途に使用されており、 通常の使用環境においては、必要に応じて薬品による再生操作を行いながら 1年以上の長期間に渡り使用されています。 しかし、使用と共にイオン交換樹脂の色々な性能が低下してしまうため、 交換が必要になります。 当コラムでは、「反応速度の低下」や「物理的な劣化」など、イオン交換樹脂の 性能が低下した要因について一例をご紹介いたします。 【概要】 ■イオン交換容量不足 ■反応速度の低下 ■物理的な劣化 ※コラムの詳細内容は、関連リンクより閲覧いただけます。 　詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。

イオン交換樹脂は直径0.3～1.2mm程度の球形物質で、粒径分布が広い 範囲である「ガウス分布」と、ほぼ粒径が揃っている「均一粒径分布」の イオン交換樹脂があります。 これらはその用途により使い分けしていますが、均一粒径分布のイオン交換 樹脂の方が有利な特性を有していることが多いです。 当コラムでは、「製造方法による粒径分布の違い」や「差圧特性（圧力損失）」 などについて解説しております。 【概要】 ■製造方法による粒径分布の違い ■粒径分布による特性の違い ■差圧特性（圧力損失） ■逆洗展開と分離特性 ■膨潤率 ※コラムの詳細内容は、関連リンクより閲覧いただけます。 　詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。

イオン交換樹脂は、純水の製造や排水処理に広く使用されている 直径0.7mm程度の真球のプラスチック球で、指で押しても簡単には 壊れることの無い、強く安定した物体です。 通常は数年間に渡り使用できますが、ブルーシートや塩ビの配管が 劣化するように、イオン交換樹脂も経年使用と共に徐々に劣化します。 当コラムでは、「物理的強度の評価方法」や「加速劣化試験」などについて 図を用いて解説。 長期間使用する場合には定期的にサンプリングして物性を確認することが 望ましいと言えます。 【概要】 ■物理的強度の重要性 ■物理的強度の評価方法 ■加速劣化試験 ※コラムの詳細内容は、関連リンクより閲覧いただけます。 　詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。

イオン交換樹脂の性能を評価する項目として重要なのが「イオン交換容量」です。 標準的なカチオン交換樹脂のイオン交換容量は1Lあたり2当量程度。 元素により吸着可能量は異なり、カチオン交換樹脂1Lあたりナトリウムイオン であれば46g、マグネシウムイオンであれば24g、セシウムイオンであれば 266g、吸着可能となります。 当コラムでは、「イオン交換樹脂の種類と交換容量の関係」をはじめ、 「イオン交換容量の測定手順」などについてご紹介しております。 【概要】 ■イオン交換容量の概要 ■イオン交換容量の前処理 ■イオン交換容量の採取 ■イオン交換容量の測定手順 ■貫流交換容量の測定 ※コラムの詳細内容は、関連リンクより閲覧いただけます。 　詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。

イオン交換樹脂の性能を評価する項目として、「イオン交換容量」と共に 重要な物性が「反応速度」です。 一般的に、イオン交換容量が大きいものは反応速度が小さく（低く）、 イオン交換容量が小さいものは反応速度が大きい（高い）特性があるため どちらの特性を優先するかは、どの様な使用条件に適用するかで判断が 異なります。 当コラムでは、ビーカーに水溶液を準備し、イオン交換樹脂を投入した場合を 一例としてご紹介しております。 ※コラムの詳細内容は、関連リンクより閲覧いただけます。 　詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。

イオン交換樹脂には様々な種類があり、好適な種類を選択するには 特性を認識する必要があります。 特に重要な特性が「選択性」と呼ばれるもので、これはイオン交換樹脂の 「イオンの好き嫌い」と言って良いものです。 また、イオン交換樹脂の種類や反応するイオンの種類により吸着のしやすさが 異なり、「価数の大きいイオンほど、吸着しやすい」「同族元素であれば、 原子番号の大きいイオンほど吸着しやすい」といった特性があります。 当コラムでは、周期律表やカチオン交換樹脂・アニオン交換樹脂の選択係数を 参考に詳しく解説いたします。 ※コラムの詳細内容は、関連リンクより閲覧いただけます。 　詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。

PFASとは、ペル/ポリフルオロアルキル物質と呼ばれる化合物の総称です。 元々自然界に存在したものではなく、1940年代に人工的に開発されたものです。 これらの物質は、耐熱性、撥水性、撥油性、難燃性などの安定性を示す ことから、飛行場や軍施設で泡消火剤、半導体製造時に使用される 冷却用溶媒、金属メッキ処理液などの工業用途や、焦げ付きにくい フライパンのコーティング、撥水性アウトドア用品、食品包装紙 などの消費者向け製品など、幅広く使用されています。 水や油をはじく、熱や薬品に強い、光を吸収しない。自然環境下で 分解されにくく蓄積しやすいため、「永遠の化学物質」 (フォーエバー・ケミカル) と呼ばれています。 ※コラムの詳細内容は、関連リンクより閲覧いただけます。 　詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。

当資料は、半導体用途(純水製造、薬品精製、など)を中心に、 イオン交換樹脂の最近のトレンドをご紹介しております。 水の解説をはじめ、イオン交換樹脂の構造と種類や特性、純水,超純水の製造と イオン交換樹脂の役割などを掲載。 また、当社所有技術、特有樹脂や試験用機材類についてもご覧いただけます。 是非、ご一読ください。 【掲載内容】 ■はじめに ■イオン交換樹脂の構造と種類 ■イオン交換樹脂の特性 ■純水,超純水の製造とイオン交換樹脂の役割 ■まとめ ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。

●長鎖から短鎖まで、様々の有機フッ素化合物の除去に有効です。 ●ラボ試験結果より、原水のPFAS種や組成によって最適なイオン交換樹脂をご提案します。 ●現在の設備を大幅に変更せず、既存設備に増設することができます。