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2013年5月10日、エスアンドエスジャパン株式会社のホームページが新しくなりました。 これを記念して、ゴム用加工助剤についての情報を満載した「ラバーハンドブック」を先着20名様にプレゼントいたします。下記からご応募ください。
ストラクトール滑剤製品の滑性効果は、押出し、カレンダー、型成形等の加工中でのコンパウンドの流れ(flow)を含む加工特性を効率良く改良します。ミキシング時の粘度低下、分散促進、時間の短縮、温度上昇の抑制、省エネルギーなどその機能は共働的であります。さらに、タックの抑制効果により型離れを促進します。通常、加硫によるゴム部品への影響はほとんどなく、滑剤成分は多くのゴム(ポリマー)と相溶的であります。また、コンパウンドの寸法安定性と表面肌の滑らかさは向上し、仕上がりゴム製品の外観・品質に寄与します。
亜鉛石けんは加工用添加剤としてゴム工業ではよく知られています。とくに、天然ゴム(NR)やスチレンブタジェエンゴム(SBR)ベースの配合に最大の効果が狙えます。内部滑剤としての働きは、ポリマー/ポリマーブレンド、ポリマー/フィラーのコンパウンド内でミセル形成による流れの改良に大いに寄与します。なお、NRの加硫に対してやや活性的になることがありますが、加硫物の安定化を高めるように作用することが認められています。
ストラクトールの脂肪酸エステルベースの製品群は、多機能な滑剤によって構成されています。主に極性の高いポリマーに使用され、フィラーの種類に関係なく、優れた流れ改良と滑性効果をもたらします。適切な極性を有するので、少ない添加量でもNBR、HNBR、ACM、EAMのような特殊ポリマーで特に最高の全体的性能を発揮します。ストラクトールWB212は、白色活性フィラーに対して非常に効率のよい分散剤として特筆できます。
重金属の環境影響に関係して、亜鉛の監視も厳しくなる昨今、環境にやさしい代替材料として従来の亜鉛石けんの性能に匹敵する亜鉛フリーの製品を開発してきました。加工性能に対して遜色のない、亜鉛のトータル量を減らすことに役立つ製品です。
ストラクトール滑剤を構成する脂肪酸誘導体は多機能的であり、ほとんどのゴム配合をイージープロセッシング化して速やかな製造が期待できます。ミキング工程の初期段階の滑剤の添加はフィラー分散を促し、また後期投入によりコンパウンドの流れとメタルリリース(壁離れ)の向上が図れます。
シル+ザイラッハ社のオルガノシリコーンからなるパテント商品には、高温安定性に優れた内部・外部滑剤があります。内部滑剤として働く製品は極性ポリマーに対して、熱老化性に影響せずに、コンパウンド流れを改良します。一方外部滑剤タイプの製品は、ゴムとメタルに境界膜を形成しリリース効果を与えると同時に両者間の摩擦抵抗を小さくします。 また、同作用により、型汚れを抑制します。そのほかの事例として高充填ケーブル配合に適用することにより押出性が改善できます。
合成ゴムの多くはNRと比較してタックはでにくくなります。そのためタッキファイヤーを添加することによって未加硫生地のプライ接着性や生地同士の融合性の改善が図られます。そのほか、タッキファイヤーは高充填配合のいわゆる“ドライ”なNR生地にも利用されます。タッキファイヤーには、生地のストック中にタックに持続性が要求されるとともに、適正な粘度の減少が好ましいものです。反面、加工機に粘着し過ぎたり、生地にベトツキがあってはなりません。また、適正なタックが発現するようにワックス類には配慮する必要があります。老化特性を含む加硫物の性質に対する影響をチェックすることは云うまでもありません。
均質化剤(ホモジナイザー)の作用は、異種ポリマー間の相容性を改質して、ブレンドを容易にすることにあります。ブレンド配合物の分散(分布)状態は改善され均一化が促進され、ミキシング効率が向上しコンパクトなバッチがえられます。その結果、加硫物の機械的性質のバラツキが減少します。また、バッチのタックと流れを増すように働く傾向も応用面で有利であります。ブチルゴム配合への適用例では、上記の性質改善に加えて空気透過性がより低まる付加的な効果も期待できます。
ペプタイザーはとくに天然ゴムの素練り効率を高めるために、ポリマーの分子量低下(すなわち、粘度低下)を促進する作用があります。これによってゴムの腰は落ちミキシングと後加工が容易になります。分散剤で処理されたストラクトール製品の特徴はゴム中への混入が従来品より迅速であること、分散状態がはるかによいこと、悩ましいホットスポットがなくなり、バッチ間バラツキが解消できることにあります。
可塑剤の役割は加硫製品の柔軟性や弾性を改良することであります。加工性に対する影響は通常有利に働きますが、ゴム製品の高温環境での耐性や電気伝導性を上げたいといった性質を改善するために多く使用されています。また、高充填フィラー配合には、フィラーの混入分散を促す作用があります。
ジエンゴムの架橋反応に強い活性作用があります。添加量を上げてゆくと、加硫速度がアップし架橋密度とリバージョン(加硫戻り)抵抗が増大していきます。加硫ゴム製品の動的性質に明らかな改良が期待できます。 ストラクトール 73Aとストラクトール ZEHはステアリン酸と部分置換または全置換するのが一般的であります。ブルーム懸念はありません。
シル+ザイラッハ社製の酸化金属調合品の従来品と異なる点は、使用時のハンドリング、金属酸化物のゴム中への混入分散、製品の貯蔵安定性がより優れていることであります。飛散性もありません。なお、異種の酸化金属のコンビネーション製品も上市しています。
かって上市されていたいわゆる硫黄の華は、環境によくない酸の性質をもっているため今日では使用されなくなりました(製造時の昇華工程で形成される二酸化硫黄が原因)。現在はゴム工業で使用される硫黄には、法的に低硫酸値が義務づけられています。 さらに技術革新の時代に入り、硫黄の精製技術の発展とともに純度・粒度は飛躍的に向上しました。ストラクトールの溶性硫黄製品は、ゴム加工に危険物としての硫黄が安全に取り扱えるように、細粒の硫黄に分散剤を組み合わせた調合製品であります。
不溶性硫黄は主としてゴム用として利用されています。そのメリットは、ゴムに溶解せず、移行しないのでいわゆるブルームが起こらないことであります。 室温で、通常の溶性硫黄中に存在するS8環状分子は158℃を超えると開環し、硫黄の鎖が互いに結合してポリマー化します。この溶融状態のポリマー鎖を急冷することで、S8環状分子に戻らない、準安定なポリマー構造となった状態の硫黄が不溶性硫黄であります。 このポリマー鎖は有機溶剤やゴムには不溶であり、ゴムコンパウンド中では、不活性フィラーのように懸濁状態になります。温度によってある程度軟化し熱可塑的な振る舞いがみられます。 不溶性硫黄の通常品の多くは、硫黄ポリマー分が90%以上、溶性硫黄分が10%以下からなります。しかし、非常に粒子が細かいので静電気の影響によって固まりやすく、ゴム中で分散させることが困難な欠点があります。ロール作業時ニップ周りで不溶性硫黄が纏わりつくことがよくありますが、これは通常の溶性硫黄よりも静電気が帯びやすいためと考えられています。
加硫ゴム製品の金型からの取り出しを容易にし生産性を上げる上で金型離型剤の使用は常套手段であります。中でもシル+ザイラッハ社の金型離型剤製品は金型面に柔軟で強靭な離型(架橋)皮膜を形成するタイプであります。皮膜の持続性は長く高い生産効率/経済性が期待できます。なお、性能の発揮には、はじめ清浄な金型面を確保すること、金型を加硫温度に高めた状態で離型剤を塗布すること(大気中のガスの吸着を防止するために)が必須であります。 ■ 優れた離型効果,迅速で容易な加硫製品の取り出し ■ 多種・多様な加硫に対して,優れた持続性を発揮 ■ 金型汚れの低減/製品肌改善/型流れ増大 ■ 金型洗浄の時間ロス低減(洗浄回数の減少) ■ 合格製品数の増加
マンドレル(心材)を利用する形態ホース製造には、加硫前後、あるいは半加硫状態においてマンドレルの押し込みや引き抜きの操作があるため、操作を容易にする上で予めマンドレルに適正な液状潤滑剤を処理する必要性があります。ストラクトール製品(MRシリーズ)には、曲がりや温度の厳しい条件下で、そのような操作をスムースにし生産性を高める性質を備えています。
この材料は、洗浄剤成分、架橋系薬品等を含むゴムベースの未加硫生地であります。型物ゴム製品製造中、金型を取り外すことなく、金型が洗浄でき、製造コストと作業時間の無駄を縮小します。ゴム製品の取れ高は増大し金型の寿命も延ばします。定評のあるストラクトール製品には、発ガン性物質であるニトロソアミンの発生成分を含んでいませんから、安全に取り扱うこともできます。
BASF社のコレシンはタッキファイヤー製品として定評があり、タイヤ(トレッドやサイドウォール配合等)、ベルト工業で多く使用されています。
エヴォニック(Evonik)社のベステナマー8012は加硫前の中間製品の寸法安定性を大きく改良したい場合に役立つほか、その独特の性質により加工性に寄与するところ大であります。
【イプロス初主催】AIを活用したリアル展示会!出展社募集中
機械部品や金型の寿命延長に貢献する4製品。製品カタログ進呈中