水ジェット誘導式レーザー（商標名レーザー・マイクロジェット、Laser Microjet：LMJ）技術は、ディスク状液体供給空間により実現した100μm径の微細な層流水ジェットを用いて高出力レーザーを安定して材料に導くことができる特許として知られている。 【掲載内容】 ○はじめに ○LMJ加工原理と特徴 ○MCS加工機 ○加工例 ○おわりに 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。

GEと革新的なレーザー切断技術をもつスイス企業Synova（シノヴァ）、 そして高性能・高品質の精密技術をもつ日本企業、牧野フライス製作所は 3社共同で、レーザーマイクロジェット技術を用いたガスタービン部品の 画期的な製造装置を発表します。 この新たな製造装置は回転機器の部品に対して冷却穴をあけるために必要な 加工時間を飛躍的に短くするだけではなく、ガスタービンの性能向上に 向けた優れた冷却技術の開発や部品の長寿命化に貢献します。 この製造技術はGEの最新鋭ガスタービンの製造や将来的にはGE製航空機 エンジンの製造においても活用を予定しています。 回転機器のホット・ガス・パスと呼ばれる部位に設置されている部品は 1,300℃を超す高温にさらされるため、耐熱コーティングが施された特殊な 素材が必要です。この特殊な素材に対して、レーザーマイクロジェット技術を 用いた新たな製造装置は、精密な穴を貫通させることができるため、正確な 冷却効果を各部品にもたらすことが可能となります。 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。

「MCS シリーズ」は牧野フライス製作所によりLMJ 加工のために 新たに開発されたレーザー加工機です。 高精度のX, Y, Z 軸と回転軸により金属、セラミックスの切断、穴あけ、 溝掘りなどの高精細加工が可能です。直感的に操作できるタッチスクリーン からすべての制御ができます。加工に必要なレーザー発振器、水ポンプは すべて本体に内蔵された構造になっています。 【特長】 ■100μｍ径以下のノズルから噴出する水ジェット ■水と空気の界面での全反射現象を起こし、レーザービームを真っ直ぐ材料へ ■低水圧の流水は作業品にほとんど力をかけず、超微細の材料にも低影響 ■水ジェットが融解した物質を除去し、汚染を防ぎます ■融解・冷却を高速に繰り返し、熱影響を抑えた高精細な加工が可能 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。

水ジェット誘導レーザー（レーザー・マイクロジェット技術）の 基本特許を保有するスイスSynova社の5軸加工機『MCS150』は、 100μｍ径以下の層流水ジェットを通すことで、熱の発生を抑え、 高出力レーザーを効率よく正確に材料へ導きながら加工が行えます。 気中レーザーに比べて“冷却効果”に優れるほか、アシストガスを使わず 水ジェットで熔解物を除去し、熱影響を抑えたバリの少ない加工が可能です。 【デモセンターが新たに開設されました。】 ■当社のデモセンターの中でも最大の規模です ■牧野フライス製作所・厚木事務所に開設します ■3軸加工機を2台、ダイヤモンド工具加工用の同時5軸加工機1台を常備 　（2015年のはじめには更に同時5軸加工機が加わります）

『MCSシリーズ』は、高精度の水レーザー加工機です。 超合金(8mm厚)の穴加工(0.76mmφ)が70秒で可能。 高い機械精度(誤差+/-1.5km)で切削幅は最少30μmです。 また、ウォータージェット冷却により実質的に熱の影響がないほか、 円筒ビームによる完全に平行な切り口と穴加工が可能です。 【特長】 ■高速で正確 ■冷却と除去 ■ユーザーフレンドリー ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。