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マグネシウムの耐食性を向上させたいけど、クロム系の化成処理は嫌だ、ノンクロムでは耐食性が良くない、とお困りでないでしょうか。 当社では耐食性に優れた『ノンクロム化成処理(GD)』を開発。 六価クロムを含まず、リン酸系で構成されている環境に配慮した化成皮膜です。 ノンクロムでは難しいとされていた耐食性の向上に加え、塗装密着性や電気抵抗値も両立した優れた機能を有しています。 【特長】 ■色調：薄乳白色～薄グレー系 ■SST(塩水噴霧試験法)：R.N9.5以上(48時間連続噴霧) ■塗装密着性(旧JIS碁盤目試験)：100/100 ■皮膜厚さ：1μm以下(前処理として0.01～0.03mm前後することがある) ■表面抵抗値：0.2～1.0Ω ※詳しくはリンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

マグネシウムの規格にはJISおよびMIL規格が用いられています。 その中でも陽極酸化処理においてはJIS規格ではJIS-H8651、MIL規格ではMIL-M-45202Cを基に、お客様と当社で、耐食性、密着性、導電性等の条件をしっかり擦り合わせした上で決定し、その条件に応じた処理の対応しております。 JISは（日本産業規格：Japanese Industrial Standards)の略です。 化成処理を塗装下地として使用するときには、密着性の試験として、碁盤目試験（現在規格にはない）、クロスカット等の試験を行っております。また、導電性を要求するときには４端子法もしくはロレスターを使用して試験を行っております。 MIL規格(United States Defense Standard)はJISとは異なり陽極酸化処理と化成処理で規格が分かれており、厳密に規格に沿って行われています。AMS-M-3171(ＭIL-Ｍ-3171C)は化成処理に関する規格です。主に処理液、方法によりタイプ1～8まで分かれて管理されています。 ※詳しくはリンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。