シーティディーネットワークス株式会社（東京都中央区、以下CTD）は、自動車運搬船向け煙検知・温度急上昇検知・炎検知システム「HEAT SHIFT Fire and Smoke Watcher for Vehicle Carrier 」（以下、HEAT SHIFT Fire Smoke for VC））を、イースタン・カーライナー株式会社（東京都品川区）が運航し、ECLシップマネージメント株式会社（同）が管理する4000台積み自動車船「POSITIVE CHALLENGER」に納入し、当該本船は日本海事協会（NK）から「電気自動車（EV）の海上輸送のための追加火災安全対策が講じられた船舶である事を示す認証」「AFVC（Additional Fire-Fighting measures for Vehicle Carrier）」を取得しました。 近年、航行中の自動車運搬船におけるEV車に搭載されているLiイオンバッテリー等が起因と考えられる火災事故が世界で頻発しており、「HEAT SHIFT Fire Smoke for VC」はこうした課題に直面する船舶運航現場に対して強力なバックアップツールとなります。

　シーティディーネットワークス株式会社（東京都中央区）は、自動車運搬船向けの異常温度上昇・煙・火災検知システム「HEAT SHIFT Fire and Smoke Watcher for Vehicle Carrier ※1」を2024年9月20日に発売、出荷を開始しました。 　本システムは、最新のAI画像解析技術の採用によって、火災初期段階でのわずかな煙での早期煙探知機能はもちろん、急激な温度上昇検知（任意で時間と温度範囲設定可）と、炎に対しても速やかな異常検知を行う事により、従来の煙検知のみの火災検知システムと比べてより早い火災発見が可能となり、万が一の際の初期消火の有効性を高め、乗員の安全はもちろん貨物の安全を守る事が可能となります。 ※1 特許出願中