「Ever-Trying」 常識的な発想を突き破り、未知のテクノロジーに挑み、ＵＣＨＩＤＡはまた歩み続ける。

　会社の原点、それは両親がハケやペーパーを手にして、自宅の庭を青空工場としてマネキンを製造したことから内田工芸が誕生いたしました。連日連夜遅くまでの作業努力もあり自宅近所の貸工場へと拡張しました。 　 　一般造形品はじめアニメキャラクターや動物、滑り台やデパートの屋上の乗り物、そして本物そっくりのチョコレートと幅広く展開し、現在の倉庫でもあります下赤坂の工場設立をいたしました。オイルショックを乗り越えいつしか現在弊社の主な製作分野でもありますMOTERSPORTS業界のスタートラインに立つこととなり拡張を進めます。 　短納期作業も確実な歯車とアクセルワーク。グリップ力を高め、責任感と実行力によって世界最高峰に登る勢い。どんな悪条件でも前に進むよりすぐれたカウリング。そして経営は山あり谷ありでしたが、比較的安全に運転で歩んでまいりましたことは、皆さんの支えなしでは歩んでこれなかったと思います。 　平成１０年に親子ローンで本社工場を購入し、現在の得意分野として、2輪・4輪・航空機の三事業部制を発足いたしましてから、試作業務はもとより小ロット多品種製造のCAD/CAM/5軸MC加工から各種成形型製作、各種製造、特殊二次加工、測定検査、塗装に至る品質保証に関わる業務改善により「ISO 9001」認証取得の方向性を従業員一丸となって取り組んでまいりましたが、航空機事業部といたしましては更なるシステム構築に向けまして、まずは複合材部品製造用の複合材製治具の設計・開発及び製造による「JIS Q 9100」を認証取得いたしましたことをお伝え申し上げます。 　人を育てそこで育った人が新たな改良を続けていくというシステム生産の改善と同時に、現場で働く人が知恵を出し合い、創業者である会長の志を再確認し、従業員一同で継承することから、今後もさらなる発展を目指し、差別化を図れる町工場から中小企業へと成長する「未来への挑戦」をココに集まる全従業員によって構築したいと願っております。