※9月16日までに初めてお申込される新規会員登録者は39,900円
【講演主旨】 わが国では工業用純チタンの耐食性を生かした活用が中心で発展してきたが、国内需要は年間約1万トン弱に過ぎない(世界では年間約10万トンである)。一方、アメリカでは軍用機を含む航空機機体ならびにエンジン用高強度・耐熱合金を中心に発展してきた。今後はわが国でもチタン合金の高比強度を生かした分野での成長も期待される。チタン素材産業の課題はコストダウンと新需要分野の開拓である。そのためには、工業用純チタンおよび高強度チタン合金の基礎的物性(長所、短所)をよく理解することとユーザー分野の知識が大切である。 チタンは錆びないから半永久的に使用可能であり、メインテナンス不要の長寿命を考慮に入れると価格が安くなる。同時に省エネにもつながり環境にやさしい金属である。自動車、医療分野、建築・土木分野等で期待されるチタン産業の課題などについて解説する。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【講 師】チタンコンサルタント、関西大学非常勤講師 森口 康夫 氏 (元株式会社神戸製鋼所) 【会 場】川崎市教育文化会館 第1学習室 【神奈川・川崎駅】 【日 時】平成22年9月27日(月) 10:30〜16:00 【16:00講義終了。16:00-16:30:フリータイムQ&A】 【キーワード】 1.錆びない 2.軽量 3.高比強度 4.意匠性
価格情報
-
納期
用途/実績例
1.チタン産業概観 1-1 日本および世界のチタン産業概観 1-2 チタン展伸材製造方法 2.チタンの種類と材質 2-1 チタンの種類と用途 2-2 材質 3.成形加工技術のポイント 3-1 工業用純チタン 3-2 高強度チタン合金 3-3 溶接、表面処理(酸化チタン皮膜等) 4.高比強度、防錆性、軽量性、意匠性(形状、光沢感等)を活かした産業応用技術(事例) 4-1 化学プラント、発電所等一般産業用 4-2 民間航空機機体・エンジン 4-3 軍用(陸・海・空軍用) 4-4 医療用を含む一般民生品 4-5 電子機器・電化製品(ノートPC、ケータイ電話、デジタルカメラ等) 4-6 自動車 5.チタンおよびチタン合金の長所と短所 6.将来展望
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
弊社は、化学、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品、建材など、幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために、「セミナー企画」に始まった事業領域を「講師派遣」「出版企画」「技術コンサルタント派遣」「動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサルティング」といった様々な事業形態(新事業)に展開することで、ここまで企業を発展させ、新たな市場を開拓してきました。AndTechはこれからも、クライアントの声に耳を傾け、クライアントが望む事業領域・市場に進出して、共に悩み、共に考え、共に道を切り拓く企業として、クライアントに愛される意味を見失わないことをお約束いたします。