型素材の選定について(1)
マツバ技研工業株式会社
≪木材≫
よく乾燥した木目の緊密な木材を用います。鋳造用の木型材料としては、ひのき、ほう、ひめこまつ、赤松、かえで、マホガニー、ヒッコリーが適しています。
【特徴】
・安価である。材料費、加工費共に安く製作日数も短い。
・表面状態が悪い。成型品の表面に木目が移る。
・少量生産向きである。成型時の熱によって乾燥し、成形を続けるとひび割れが起こることがある。
・成形サイクルが長い。熱伝導性が悪いから冷却時間を長くする。
・ネルは伝導性が悪いからドラッグラインは強く表れない。
・離型後の変形が少なく試作品向きである。
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