SPACECOOL、JR東日本スタートアッププログラムで大賞を受賞 放射冷却素材を活用した鉄道インフラの信頼性向上へ挑戦

SPACECOOL株式会社は、5月27日に開催された「第11回JR東日本スタートアッププログラムDEMODAY(発表会)」でプレゼンテーションを行い、総合グランプリ「スタートアップ大賞」に選ばれました。
屋外電気設備を多数保有するJR東日本と共同で、今後設置駅数が約2倍に増加するホームドアに着目し、地球温暖化への適応を目的とした実証を本プログラムの中で実施しました。具体的には、ゼロエネルギーで冷却が可能な放射冷却素材「SPACECOOL」をホームドアの機器部に導入し、施工性、耐久性、温度低減効果といった鉄道環境下での実用性を検証し、施工が現実的であること、ならびに有意な温度低減効果が得られることをJR東日本とともに確認しました。これは、将来のリスクを事前に低減するための先行的な取り組みです。
今後は、ホームドアにとどまらず、さまざまな屋外電気設備や車両、鉄道会社が保有する建築物へと実証範囲を広げながら、JR東日本および鉄道各社が掲げる、安全・安定輸送の実現に貢献してまいります。


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