放射冷却素材『SPACECOOLフィルム』

SPACECOOL株式会社は、東京ユニコーンプロジェクト運営委員会が主催する「東京ベンチャー企業選手権大会2024」の『ユニコーン部門』で、最優秀賞となる「東京都知事賞」を受賞したことをお知らせします。 ファイナル審査では、当社代表取締役CEO・末光真大が登壇。地球温暖化により発生している建物の電力使用量の増加、畜産や漁業の経済効率の悪化などの暑熱課題を挙げ、ゼロエネルギーの冷却を可能にする放射冷却素材「SPACECOOL」がその解決策として適用できることや、市場性や今後の展開などについてプレゼンテーションを行いました。 その後の審査で最優秀賞である「東京都知事賞」を頂けたのは、グローバル展開への可能性が評価されたものだと感じています。今後とも、世界中の暑熱課題を改善し、カーボンニュートラル社会の実現に向けて事業を拡大して参ります。

SPACECOOL株式会社は、日本政策投資銀行（DBJ）主催の、経済・社会にインパクトを与える革新的なスタートアップを発掘・育成する「DBJスタートアップアクセラレーションアワード2024」で優秀賞を受賞したことをお知らせします。 SPACECOOL株式会社 代表取締役CEO末光真大のコメント この度は優秀賞という名誉ある賞を頂き、大変光栄に思います。SPACECOOL株式会社は、私が2017年に研究開発を始めた「放射冷却素材」を事業化するため、2021年に設立したクライメートテックのスタートアップです。現在、地球温暖化による問題が顕在化し、我々人類はその影響を他人ごととして見過ごせない状況にあります。私たちは「世界に木陰の涼しさを」をビジョンに掲げ、宇宙に熱を逃がしてゼロエネルギーの冷却を実現する放射冷却素材を通じて、地球温暖化への適応策と緩和策の両方に貢献することを目指しています。今回の受賞は、SPACECOOLという革新的技術が地球温暖化の解決策として世界中に普及するべきものであると評価いただいた結果だと受け止めています。今後も、人類の未来をより明るいものにするため、挑戦を続けてまいります。

SPACECOOL株式会社は、株式会社オートバックスセブンが運営するコインランドリーの屋根に新商品、SPACECOOLフィルム（高耐久）が採用された事をお知らせします。本件が初めての採用事例です。 この度、コインランドリーの空調エネルギーの低減及び店舗内環境の快適さ向上を追求し、店舗屋根にSPACECOOLフィルム（高耐久）を初めて施工導入をしていただきました。放射冷却素材「SPACECOOL」を屋根に施工する事で、夏季における店舗内部への太陽光の入熱を大幅にカットし、低エネルギーでの店舗運営を可能にし、CO₂排出量の削減に寄与できると判断をいただき採用に至りました。オートバックスセブンでは同コインランドリーへの放射冷却素材「SPACECOOL」の導入を第一弾として、今後、オートバックス店舗への導入や商品開発を検討していく予定です。 当社ではハゼ式折板屋根へのルーフシェード工法、コンクリート屋根への防水シート工法等の専門的な工法開発をメーカーと共同で進めてきましたが、新商品のSPACECOOLフィルム（高耐久）の発売により、汎用的な建物の屋根にも容易に施工できるよう商品を改良・開発をして参ります。

SPACECOOL株式会社は、この度、宇宙に熱を放射しゼロエネルギーで冷却する放射冷却素材「SPACECOOL」を用いた新製品「SPACECOOLフィルム（高耐久）」を新たに発売したことをお知らせします。 本製品は、従来のSPACECOOLフィルムの耐候性や施工性を改良した製品です。耐候年数を約15年に向上させたほか、平面への施工性の向上、粘着力の強化による施工対象範囲の拡大⁽*¹⁾を可能にしました。放射冷却性能は従来品と同等で、国土交通大臣による不燃材料認定も取得しています。 なお、本製品のカラーバリエーションは白色のみとなります。 (*1)お客様の使用環境によって施工可否が変わります。 本製品の概要や写真についてはプレスリリースをご参照ください。