コラム 退屈な修行も…
日々雑感を綴っております。
大学生の時だったと思います。習ってたピアノ教室の恩師が突然変わった練習方法を言い出しました。『かなり弱い音で指一本一本をゆっくり弾き、鍵盤をたたいた瞬間に一気に力を抜く』というものでした。弾くというより、単に鍵盤を押さえる、それが延々と続く練習方法でした。
とにかく憂鬱でした。最も困ったのはこの退屈な練習を始めて何がどう変わったのか?全くわからず真っ暗な荒野に放り出された状態だったことでした。
その後、大学院での勉強に注力すべきこともあり、ピアノ教室には行かなくなりました。更にピアノを全く触らなかった時期もあったのですが、10年程前に再び弾いていて、ふと思いました。確かに力を抜くと、音が響くのです。あの退屈な練習、実は意味があったのでは?あの時何かを体が覚えたのでは?と思うようになりました。
詳しくは、下記関係リンクへ
https://mbp-japan.com/hyogo/banyohkagaku/column/5206925/

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力を抜くと、音が響くようです。



