不飽和ポリエステル樹脂 (一般知識)

不飽和ポリエステル樹脂
英語名:unsaturated polyester resin
特性
•機械的性質がすぐれており、特にガラス繊維強化ポリエステルは、耐衝撃性にすぐれている。
•耐熱性が大きい。
•電気的特性にすぐれている(フェノール樹脂とポリスチレンとの中間の性能を有する)。
•耐薬品性や耐水性、耐溶剤性にすぐれている。
•強酸、強アルカリ性に対しては耐性が弱く、侵される。
耐薬品性
耐薬品タイプ
製法
•不飽和酸ポリエステル(アルキド)の製造と、このアルキドの架橋剤となるモノマーとの混合の2工程からなる。
•代表的な配合例は、プロピレングリコール1.01モル、無水マレイン酸0.5モル、無水フタル酸0.5モルでアルキドを製造する。
•反応終了後、重合禁止剤を加えて溶解槽に移して、所定量のスチレンを加えて製品とする。
利用用途
•化粧版
•ボタン
•塗料(重防食塗料)
•成形品(浴槽、小型船、ボート、浄化槽、タンク類、浴室ユニット)


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