【東京都】工業用水を今後廃止に!工業用水道→上水道で5倍の値上げになる場合も。
ミズカラ株式会社
東京都は、廃止を検討していた工業用水道をめぐり、有識者会議の報告書を公表し、「順次廃止すべき」と結論づけました。
工業用水道は、1964年から順次供給が始まりました。ただ、供給から50年を経て設備は老朽化が進み、更新費用に約2,328億円かかることが見込まれています。
一方、需要も下降が続いています。2016年度で1日平均の水量が約2万㎥と、ピーク時の1/17にまで落ち込んでいます。
以上のような理由から、利用者には上水道を使ってもらうことが適切であるという判断に至ったようです。
しかし上水道へ切り替えることで、料金が現行の工業用より平均で5倍程度上がってしまうため、4~8年の激変緩和期間を設けるとのことです。
【関東エリアで工業用水をお取り扱いのお客様】
自社敷地内にて井戸を掘削し、自家水道などの水処理設備を所有することで、今後の工業用水値上げ対策をしませんか?
【関東エリア以外で工業用水をお使いのお客様も】
今後、赤字が続く自治体でも同様に、工業用水道の廃止が検討されることが予想されます。
関東エリア以外でも、自家水道の導入をご検討ください。
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「工業用水道事業のあり方に関する有識者委員会」による報告の確認ができます。