オーシャンフォトニクス株式会社、 世界で最も黒い物質「Vantablack」の取扱い開始
オーシャンフォトニクス株式会社
オーシャンフォトニクス株式会社(本社:東京都新宿区、代表:船木眞悟)は、英国Surrey Nanosystems Ltd.(サリーナノシステムズ)社と日本における代理店契約を締結し、同社の超低反射性物質、VantablackRの販売を開始しました。
Vantablackは世界で最も黒い物質であるブラックコーティングです。反射率が0.036%と極限まで低くほとんど光を反射しないため、立体物に塗布した場合、人間の目には2次元の物体に見えます。衛星搭載の黒体校正システムの一部として開発されたVantablackは、独特の物理的特性と光学的特性を活かし、衛星搭載機器から美術品までの様々な用途のコーティング材として幅広い利用が見込まれています。
Vantablackは真空蒸着方式でコーティングするため、材質、形状、大きさなどに制限がありますが、スプレー方式のVantablack S-VIS(反射率0.2%)を使用することで様々な形状の筐体へのコーティングが可能になります。
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