ビーム反射検出方式とビーム遮断検出方式、マイクロ波の2つの検出方式

パル技研では「マイクロ波」を使用した各種センサを開発しておりますが、今回はそれらを使ってどうやって侵入を検知するのかをご説明します。
◆◆2つの検出方式◆◆
当社のマイクロ波センサは、2つの検出方式に対応しています。
1) ビーム反射検出方式
1台のセンサを設置し、そこから出力される送信波が検知エリアとなります。
検知の範囲はセンサのアンテナ角度によりますが、センサ単体で広い距離をカバーします。
センサからの送信波にターゲットが当たると、反射波として受信し、「侵入」として検知します。
2)ビーム遮断方式
こちらはセンサとリフレクタを対向させることで検知エリアを構成します。
センサから出力される送信波が、リフレクタに当たり、反射波として受信しています。
また、送信機と受信機で検知エリアを構成する製品もあります。
こちらも送信機から出力される送信波を受信機で受信しています。
どちらの場合も、送受信の基準となるレベルを監視しており、侵入によってその電波が遮断され、レベルがしきい値を下回ると、「侵入」として検知します。

このニュースへのお問い合わせ
Webからお問い合わせ