「 RFID テストベッド」供用事業を開始(RFID の電波伝搬特性に係わる技術開発・実証のためのテストベッド 活用により RFID 利用拡大に貢献)

2021年2月1日より、UHF帯RFタグを貼付け管理対象物の電波伝搬特性に係わる基礎・応用技術の開発・実証を目的とした、RFIDに特化した「RFIDテストベッド」の運用を開始しました。
本テストベッドは2020年3月13日に国立研究開発法人情報研究機構(NICTの新技術開発施設供用事業の助成交付対象として採択され設立したものです。
供用するRFIDテストベッドは、大型電波暗室(6.5m×4.5m×H3.4m)とRFID専用の広帯域リーダーライター及び送受信アンテナで構成され、常設RFID評価設備としては国内最大級です。暗室内にUHF帯920MHz RFタグを貼付けた大型管理対象物を搬入し、送受信アンテナとRFタグの間の電波伝搬特性評価が可能です。RFタグは貼付ける対象物の導電性、誘電率、形状等によりその性能が大幅に劣化する場合がありますが、大型管理対象物であっても現場設置環境に近い状態での精密な評価ができます。

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供用する RFID テストベッドは、大型電波暗室(6.5m×4.5m×H3.4m)と RFID 専用の広帯域リーダーライター及び送受信アンテナで構成され、常設 RFID 評価設備としては国内最大級です。暗室内に UHF 帯(920MHz)RF タグを貼付けた大型管理対象物を搬入し、現場設置環境に近い状態での精密な評価ができます。