グリーン・イノベーションの創出につながる研究開発成果を得ることを目指します。
温室効果ガスの削減を中長期にわたって継続的かつ着実に進めていくために、ブレークスルーの実現や既存の概念を大転換するような『ゲームチェンジング・テクノロジー』の創出を目指し、新たな科学的・技術的知見に基づいて温室効果ガス削減に大きな可能性を有する技術を創出するための研究開発を実施します。 具体的には、新規の原理・概念やブレークスルーをもたらす要素科学・技術を対象とした基礎的な研究を行うフェーズから、生み出された技術シーズを展開・拡大して温室効果ガス削減に大きく貢献しうる技術の創出につなげる研究開発フェーズまでを対象とします。ステージゲート評価などを実施しながら、1課題あたり年間1千万円から1億円程度の研究開発費を、最長10年にわたって支援します。支援によって得られる研究開発成果は、将来のグリーン・イノベーションにつながるものと期待されます。
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基本情報
【特徴】 ○推進委員会は、研究開発の実施期間中に、以後の研究開発継続の是非を判断する評価(ステージゲート評価)として中間評価等を実施します。その評価結果に基づき、研究開発計画の見直しや研究開発課題の中止等を行うとともに、新規課題の追加採択を検討します。また、研究開発期間終了後、事後評価を実施します。 ○研究開発においてグリーン・イノベーションの創出につながる顕著な研究開発成果が得られた場合、研究開発の重点化や成果の加速等の新たな研究計画書を策定し、新たな段階の研究開発に進むことができます。 ○研究開発期間は新たな段階の研究開発期間を含め、最長10年です。 ●その他機能や詳細については、お問い合わせください。
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用途/実績例
【用途】 ○温室効果ガスの削減 ●その他機能や詳細については、お問い合わせください。
企業情報
JSTの主要な事業であるファンディング(競争的研究資金の配分)については、事業仕分けを通じて科学技術戦略の策定方式そのものが根本的に見直された結果、「戦略目標の達成」に資するという位置づけが改めてはっきりしました。 日本の科学技術研究に関するファンディングには、主に独立行政法人日本学術振興会の科研費(科学研究費補助金)とJSTの戦略的創造研究推進事業という2本の柱があります。どちらも文部科学省の管轄ですが、科研費が研究者の自由な発想に基づく研究を支援するボトムアップ型なのに対して、JSTのファンディングは、社会や産業のニーズに対応して、国家戦略上重要な分野において、具体的な戦略目標の達成につながる研究を支援するトップダウン型です。 戦略目標の達成には、個々の研究者に自由に研究してもらうのではなく、目標を達成するための研究領域を設定し、最適な研究総括を選び、研究者を募集、採択し、研究を推進していく、領域の運営が重要だと認識しています。