一回で信頼性の高い測定を行うことができるので特に生産ライン現場では威力を発揮!
A、マイクロフォンを利用した周波数(音波)測定は、従来からある方法でマイクロフォンは1個でも測定は行えます。しかし、マイクロフォンを1個だけ使用して測定した場合、当然外部からの騒音の周波数もベルトから反射する張力に比例した固有周波数(振動数)と同時に測定をしてしまします。つまり、周波数の合成(ベルトの固有周波数と騒音周の合成)が起こり、測定器はその合成された誤った周波数を測定することになります。 悪いことに,この回りの騒音の周波数はその種類(機械音、モーター、打撃、エアーガン、人の声など)により、それぞれ異なっています。 したがって、無騒音の状態においては,マイクロフォン1個で測定をしていても安定しているのに、騒音下においては「どうもデータが不安定だ」、「突然、おかしなデータが出てしまう」「どの測定データが本当か分からない」という現象が起こります。騒音によるデータの不安定要素を「2個のマイクロフォン」(国際特許)を使用することで、原理的に一挙に解決し、ベルトの張力に応じた固有周波数のみを測定することができるのが「クラビス」です。
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基本情報
【特徴】 ●非接触でベルトの張力測定 ●幅広い測定レンジ(10~9999N:10~600Hz) ●2つの測定表示(N,Hz) ●回りの騒音による測定誤差はほとんどなし ●高い感度(ベルト幅:2mm以上) ●RS232Cポートを標準装備 ●3つの測定値メモリー機能付き ●自動電源OFF機能(最後の測定から5分後) ●非常に少ない測定エラー ●高い繰返し精度 ●あらゆるベルトに使用可能 □その他詳細についてはカタログをご覧ください
価格情報
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納期
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用途/実績例
張力の測定用
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弊社は、2000年6月に株式会社守谷商会で取り扱っていたドイツ・Hommel-Etamic社のエンジン各種内面形状歪測定器『インコメーター』と音波式ベルト張力計『クラビス』の販売およびメンテナンス会社として設立されました。 特に自動車関連のエンジンおよび車両走行の研究開発関係に対して、弊社が長年にわたり計測業界に従事したノウハウをもとに、世界ならびに国内からお客様のニーズにベストフィットする装置を調査、選定を行ない、またソフト開発も含め最先端情報のご提供とシステムソリューションをご提案しています。