西パプア州ジャムルスバメディ地区オサガメ保全プロジェクト
この地区には、ウミガメの中でも最も減少が危惧されているオサガメが年間約1,000〜2,000巣産卵しています。太平洋域では最大、世界でも3番目の規模を誇るオサガメ産卵地ですが、産卵数の減少に歯止めがかからない状況が続いています。
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基本情報
【特徴】 ○オサガメの保全活動・生育調査。 ○産卵巣数のモニタリング調査・卵の買上げ。 ○野ブタによる食害対策。 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをご覧下さい。
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用途/実績例
人間によって持ち込まれたブタが野生化して繁殖し、その野ブタによる卵の食害が問題となっていました。食害率は全海岸平均で約60%、多いところでは約 80%に達しており、この対策として、農地で使用されるイノシシ除け電柵を設置しました。2001年3月に食害率が最も高い海岸の1,600m区間に電柵を設置し、7月に効果を調べたところ、食害率は全海岸平均で83%から24%、電柵設置部分では83%から8.8%にまで減少しました。また、2002年7月には電柵をさらに800m延長し、9月に食害率を調査したところ、全海岸平均で11%、電柵設置部分では7%にまで減少させることに成功しました。津波の被害を受けたこともありましたが、現在も問題なく作動しており、子ガメの帰海数増加に貢献しています。
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アジア地域の海洋生物及びそれらを取り巻く海洋環境を保全していくことを目的に1999年8月に設立された団体です。当初、インドネシア現地NGOである Yayasan Penyu Laut Indonesia - Pusat Penelitian Penyu Indonesia(インドネシアウミガメ研究センター)の国内窓口として機能しているだけでしたが、2002年7月に特定非営利活動法人(NPO)の認証を受け、法人化したことを機にフィールドでの実質的な活動も開始しました。団体の英名であるEverlasting Nature of Asiaを短縮し、ELNA(エルナ)という名称で呼んでいます。