本当のマンモスの墓場で氷河期の生活の細部をまとめるのに協力する調査
Hot Springs, South Dakota アメリカ合衆国、サウスダコタ州、ホットスプリングス―― 2万6千年前のある冬の日の午後、10代のコロンビアマンモスのオスがもっと新鮮な草を見つけようとしたとき、穴の縁でつまずいて転げ落ち、泥の溜まった底に沈みました。 長い年月にわたってこの悲劇は最終的に死の池が埋まるまで繰り返され、池には少なくとも100頭のマンモスが保存されています。彼らの死は誰にも気付かれないまま年月は過ぎ、1974年、地質学者であるラリー・エイゲンブロード博士はブルドーザーが掘り当てた牙の調査を依頼されたのです。 その後30年以上にわたり、ボランティアは博士に協力し、世界最大規模を誇る、コロンビアマンモスの自然埋蔵場所を継続調査します。これまで24期にわたって参加したアースウォッチのボランティアは55頭以上のマンモスのほか、ラクダやラマ、そして北部中央平原では最初のオオカミやジャイアント・ショートフェイス・ベアーの化石なども発掘しました。
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基本情報
【ボランティアの役割】 ○博士のフィールドスタッフと一緒に作業をしながら、発掘、記録、台地から出土した骨片の保存します。 ○自分が発見したものをコンピューター上の地図に記入する方法も学びます。 ○発掘現場を訪れる多くの人々に、自分が新たに得た知識を伝えます。 ○近くの自然豊かな場所を訪れるチャンスもありますし、おそらく野生のバイソン、シカ、アンテロープ、シチメンチョウも見られるでしょう。 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをご覧ください
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誕生以来、世界中で熱狂的なアースウォッチ・ファンが生まれています。その最大の理由は、特別な技術を持たない一般市民が自発的に野外調査に参加し、世界一流の科学者の手ほどきを受けながら作業を行い、「地球のいま」を体感できるという点です。いわば、最前線の科学(野外調査)の現場と一般市民をつなぐ、世界最大の組織なのです。 アースウォッチの最大の目的は、「科学の目」で地球の変化を調査・記録し、持続可能な未来のために必要な「知の基盤」を作ることにあります。いかなる思想、主義、主張などの強制、押し付けも行いません。科学的データをもとに、将来にわたる人類の課題を公正な立場で発信・提言します。 アースウォッチ・ジャパンは日本国内において人類共通の問題解決に当たるべく、日本のニーズや現状に沿って、最も効果的な方法で、日本の科学者の野外調査を支援しています。その調査へボランティアを動員するとともに、国際協力活動として海外プロジェクトへのボランティア派遣も行っています。