★無機(フィラーや微粒子)と有機との界面での接着性改善★複合材料(ナノハイブリッド、ハードコーティング剤)の相溶性向上
【講 師】京都工芸繊維大学 創造連携センター 工芸科学研究科 生体分子工学部門 教授 山田 保治 氏 【会 場】てくのかわさき 5F 第5研修室 【日 時】平成23年3月28日(月) 12:30-16:30
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基本情報
【講座の課題と狙い】 一般に,ポリマーなどの有機材料とシリカなどの無機材料は表面エネルギー差が大きく相溶性が悪い。このため,有機材料と無機材料間の界面張力を低下させ両成分の相溶性を高めたり、無機材料の分散性を向上させるためにシランカップリング剤が使用される。シランカップリング剤は無機成分(フィラーや微粒子)と有機成分(ポリマー)との界面での接着性改善や複合材料の相溶性向上にはなくてはならない化合物である。近年、新しい材料としてゾルーゲル法や無機微粒子を使った有期-無機ナノコンポジット/ナノハイブリッド材料の開発研究が盛んに行われているが、シランカップリング剤は重要な役割を果たしている。ここでは、シランカップリング剤の種類、機能、作用機構、使用方法、処理効果や応用について、シランカップリング剤の基礎から応用までを概説する。
価格情報
49350 ※3月15日までに初めてお申込いただいた新規会員様は早期割引価格⇒44,100円
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
2・3日
用途/実績例
1.シランカップリング剤の概要 1-1 シランカップリング剤とは 1-2 シランカップリング剤の種類 1-3 シランカップリング剤の機能 1-4 シランカップリング剤の使用方法 2.シランカップリング剤の反応と界面層の形成機構 2-1 主なシランカップリング剤の反応 2-2 加水分解機構 2-3 加水分解反応と縮合反応 2-4 反応性(反応速度) 2-5 加水分解反応と縮合反応に及ぼすpHの影響 2-6 無機材料への作用機構 2-7 有機材料への作用機構 ・ポリマー側鎖および末端の官能基との反応 ・ポリマー主鎖へのグラフト反応 ・各種モノマーとの共重合 ・ポリマーとの相溶化 3.シランカップリング剤の応用 3-1 樹脂、エラストマーの架橋 3-2 複合材料(コンパウンド)への応用 3-3 塗料・コーティング剤への応用 3-4 有機-無機ナノコンポジット/ナノハイブリッドへの応用 【質疑応答 名刺交換】
企業情報
弊社は、化学、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品、建材など、幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために、「セミナー企画」に始まった事業領域を「講師派遣」「出版企画」「技術コンサルタント派遣」「動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサルティング」といった様々な事業形態(新事業)に展開することで、ここまで企業を発展させ、新たな市場を開拓してきました。AndTechはこれからも、クライアントの声に耳を傾け、クライアントが望む事業領域・市場に進出して、共に悩み、共に考え、共に道を切り拓く企業として、クライアントに愛される意味を見失わないことをお約束いたします。