異性体や脂溶性化合物に有効な長鎖アルキル基C30を結合したカラム
C30カラムはC18カラムでは分離できないメタ体、パラ体キシレンや、ビタミンK1のトランス、シス体を分離することができます。 また、ビタミンEであるベータとガンマ-トコフェロールも分離できます。 C30 カラムはメタノール・水、アセトニトリル・水系の移動相ではC18とほぼ同等な保持を示しますが、 THFやクロロホルムを移動相に用いる高脂溶性化合物の分離では、C30カラムはC18の2倍程度の保持を示し、分離が大きく改善できます。
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基本情報
【特徴】 ○長鎖アルキル基のため、脂溶性化合物の分離がC18に比べ向上。 ○最適な結合密度を設定しているため、50%以上の緩衝波を含む移動相を用いても、シャープなピークが得られ、C18固定相とは異なる分離挙動。 ○エンドキャップ型逆相カラム。 ○粒子径は3と5 µm ●詳しくはお問い合わせ下さい。
価格情報
分析カラム(内径2.0 mmから4.6 mm)は\45,000から\65,000 分取カラム(内径10 mmと20 mm)\180,000と\360,000
納期
用途/実績例
脂溶性化合物など 実績についてはお問い合わせください。
企業情報
カラムのクロマニックテクノロジーズはUHPLC/HPLC充填カラムの製造販売を行っている会社で、2025年に20周年を迎えます。 表面多孔性のコアシェルカラムは日本では最も早い2011年から製造販売を行っており、現在では全世界の12社のHPLCカラムメーカーに相手先ブランドで、コアシェルカラムを供給しております。 UHPLC/HPLCカラムの研究開発を行っており、HPLC 関連の国内および海外の学会(分析化学会、クロマトグラフィー科学会議、日本薬学会、HPLC, ISC, Pittconなど)で学術発表を行っております。 2022年にサンディエゴ(CA,USA)で開催されたHPLC2022ではポスター発表と展示を行い、併設展示会で出展した時の写真を企業PR画像に載せました。