【サンプル提供可能】PTFEの特性を活かした粉末添加剤! 滑り、耐摩、傷防止などの性能を、プラスチック、塗料、インキに付与!
KT/KTLシリーズは、当社独自の技術で開発したふっ素樹脂(PTFE)の微粉末です。 合成樹脂、塗料、印刷インキ等の摩擦・摩耗特性の改良剤として広く使用されています。PTFE特有の優れた摺動性、非粘着性、耐熱性、撥水・撥油性、耐薬品性、耐候性などの諸特性を合成樹脂、塗料、印刷インキ等にKT/KTLシリーズを添加するだけで付与することが可能です。 KT/KTLシリーズの高分子グレードは融点以上でも分解・メルトフローしないため、成形温度400℃以上の樹脂への添加も可能です。粒子径は、そのままベースマテリアル中での分散状態を想定して設計されており、攪拌・混練するだけで均一な分散状態を得ることができます。 KT/KTLシリーズの焼成されたグレードは熱処理工程を必要としないため、成型温度の低い樹脂中、もしくは熱のかからない工程中でもPTFE本来の摺動性を発揮します。 それぞれに特長あるKT/KTLシリーズのラインアップは合成樹脂・塗料・印刷インキの世界に限らず、多彩な摺動材料への展開が図られ、トライボロジーの可能性を広げています。
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基本情報
最高耐熱のKTシリーズの特徴は、 ・完全に焼成された高分子量PTFEの微粉末 ・最も耐熱性の高いグレード ・400℃以上の高温まで分解ガスの発生が無い ・融点以上でもメルトフローしないため、高温でも均一な分散状態を保持する ・FDA対応 プラスチックコンパウンド向けKTLシリーズの特徴は ・完全に焼成されたPTFEの微粉末 ・融点前後での体積及び形状の変化が小さいため、成型品の強度・寸法安定性に影響を与えない ・高温での分解ガスの発生が少ない ・融点以上でもメルトフロー/ブリードアウトが少ない ・流動性、分散性に優れ、自動供給が可能 ・融点以上の温度で、内部潤滑剤、離型剤として働く ・FDA対応 塗料、インキ用KTLシリーズの特徴は ・完全に焼成された低分子量PTFEの微粉末 ・粒子が固く、つぶれにくい ・角の取れた球形に近い粒子形状 ・軽く攪拌するだけで、溶剤・ワニスへの分散が可能 ・発泡、増粘しないため、樹脂中・液体中に高濃度で配合可能 ・FDA対応
価格情報
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価格帯
~ 1万円
納期
用途/実績例
・プラスチックコンパウンド(摺動、耐摩耗、離型) PPS、POM、PA、PC、PEEK、PBT、PI、PEI、PAI、LCP、フェノール、PES、TPU、PP、、PS、ポリサルフォン ・塗料(摺動、傷防止) プラスチック塗料、PCM塗料、クリアーコート、ゴム・エラストマー塗料、粉体塗料 ・インキ(耐摩) オフセットインキ、スクリーンインキ、グラビアインキ、缶用インキ ・その他 オイル、グリス、カーワックス・コーティング、固体潤滑
ラインアップ(5)
型番 | 概要 |
---|---|
KT-300M、KT-400M、KT-600M | 完全に焼成された高分子量PTFEの微粉末。最も耐熱性の高いグレードで、400℃以上の高温まで分解ガスの発生が無い。また、融点以上でもメルトフローしないため、高温でも均一な分散状態を保持する。FDA対応(21 CFR 177.1550, 175.300)。 |
KTL-450A、KTL-450、KTL-620、KTL-610 | 完全に焼成されたPTFEの微粉末。融点前後での体積及び形状の変化が小さいため、成型品の強度・寸法安定性に影響を与えない。高温での分解ガスの発生が少なく、融点以上でもメルトフロー/ブリードアウトが少ない。KTシリーズに比べ、流動性、分散性に優れ、自動供給が可能。融点以上の温度で、内部潤滑剤、離型剤として働く。FDA対応(21 CFR 175.300)(KTL-645は177.1550にも対応)。 |
KTL-20N、KTL-10S、KTL-9S、KTL-8N、KTL-4N、KTL-2N、KTL-1N | 完全に焼成された低分子量PTFEの微粉末。粒子が固く、つぶれにくい。角の取れた球形に近い粒子形状で、軽く攪拌するだけで、溶剤・ワニスへの分散が可能。発泡、増粘しないため、樹脂中・液体中に高濃度で配合可能。FDA対応(21 CFR 175.300)。 |
KTL-8F、KTL-8FH | 未焼成の低分子量PTFEファインパウダーの凝集粒子。小さな粒子の凝集品であり、強く分散することにより、粒子をより小さくすることも可能。粒子が柔らかく、変形しやすい。比表面積が大きく、液体中に分散した場合沈降しにくい。吸油量が大きい。塗膜の表面に出やすい。FDA対応(21 CFR 175.300)。 |
KTL-500F | 50%粒子0.3μm程度のファインパウダーをなるべく一次粒子に近い状態に分散。液体中に分散して1μm以下の状態で使用することが可能。ファインパウダー特有の粘着性やフィブリル化を抑えてあり、取り扱いが容易。FDA対応(21 CFR 175.300)。 |
カタログ(1)
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