排ガス中の有害物質を減らし、燃費を向上できるとして世界の造船業界が注目しているコモンレール型船舶ディーゼルエンジンです。
コモンレールとは高圧化した燃料を蓄え、各シリンダーに均一に供給するシステムであり、電子制御で燃料の噴射圧力、噴射時期、噴射量をきめ細かくコントロールすることにより理想的な燃焼を実現することです。国内内燃焼製造メーカーをコア企業とし、当社と切削加工メーカー(切削加工)の3社がそれぞれ高度な技術力とノウハウを生かし(異分野連携)、コモンレール型エンジンの重要部分の開発・製造に取り組み、外国エンジンメーカーの厳しい技術的要求基準を満足させたことから、同社より2006年2月にライセンスを取得し、量産に向けた本格的な事業展開を同年7月から始めています。