★要求されている究極的な光学特性「高透明化、精密屈折率制御、低複屈折化」を実現するための構造制御・分子設計をマスターできる
講 師 千歳科学技術大学 総合光科学部 バイオ・マテリアル学科 大学院 光科学研究科 光科学専攻 准教授 工学博士 谷尾 宣久 氏 対 象光学ポリマーの設計に課題のある研究者など 会 場 川崎市国際交流センター 第5会議室 【神奈川・川崎】東急東横線・東急目黒線「元住吉駅」下車徒歩 10 分〜12 分 日 時 平成23年4月18日(月) 10:30-16:00
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基本情報
【講座の課題と狙い】 ディスプレイ用光学フィルム、光ディスク、光学レンズ、光ファイバーなど、情報の表示、記録、伝送を担う光技術分野の中心にあるのが光学ポリマーであり、技術の高度化により、高透明化、精密屈折率制御、低複屈折化など究極的な光学特性が要求されている。ここでは、光学材料へ応用する際、重要となる光学物性(透明性、屈折率、複屈折)について、高分子構造と関係づけて定量的に解説し、理想的な光学特性を実現するにはどのようにして構造を制御し、どのような分子設計を行ったらよいのかについて理解していただく。また、透明ポリマーは状態的にはガラスである。ガラス状態をキーワードに光学ポリマーのエイジングについても解説する。光学ポリマーを設計また活用するために必要な基礎知識を学んでいただくための講座である。
価格情報
49350
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
2・3日
用途/実績例
第Ⅰ講 光学ポリマーの基礎 1. 透明になるポリマーとは 2. 非晶構造とガラス状態 3. 非晶構造制御による光学ポリマー設計 第Ⅱ講 屈折率制御と低複屈折化 第Ⅲ講 光吸収・散乱メカニズムと高透明化 1. 光吸収損失 1.1 電子遷移吸収 1.2 原子振動吸収 1.3 ポリマーの分子構造と光吸収損失 1.4 光吸収損失の低減化 2. 光散乱損失 2.1 光散乱法による高次構造解析 2.2 屈折率不均一構造と光散乱損失 2.3 高透明化のための高次構造制御 2.4 ポリマーの分子構造と光散乱損失 2.5 光散乱損失の低減化 3. 高透明化 3.1 高透明ポリマーに要求される分子特性 3.2 高透明化のための分子設計 3.3 光学ポリマーの透明性予測システム 第Ⅳ講 光学ポリマーのエイジング 1. ガラス状態とガラス転移温度 2. 高分子ガラスの物理的エイジング 3. エイジングによる光学特性変化 4. 光学特性の安定性・信頼性 【質疑応答・名刺交換】
企業情報
弊社は、化学、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品、建材など、幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために、「セミナー企画」に始まった事業領域を「講師派遣」「出版企画」「技術コンサルタント派遣」「動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサルティング」といった様々な事業形態(新事業)に展開することで、ここまで企業を発展させ、新たな市場を開拓してきました。AndTechはこれからも、クライアントの声に耳を傾け、クライアントが望む事業領域・市場に進出して、共に悩み、共に考え、共に道を切り拓く企業として、クライアントに愛される意味を見失わないことをお約束いたします。