新開発の母材強化とそれに最適化したファインコーティングVCを融合させた画期的なセラミックコーティングです。
ファインコーティングHD(hybrid difuusion)は、新開発の母材強化とそれに最適化したファインコーティングVCを融合させた画期的なセラミックコーティングです。ハイテン(高張力鋼板)材のプレス加工時に現れるセラミック被膜直下からの剥離を抑制するため、密着性を大きく改善した処理です。 【特徴】 ■膜種 VC(炭化バナジウム) ■膜硬度 HV3000 ■膜厚 7~15μm ■母材強化層 硬度 60~64HRC ■母材強化層 0.5~2.0mm(材質・用途による) 【適用材料】 ■金型用工具鋼(SKD11相当材) ■高速度鋼(SKH51相当) ■マルテンサイト系ステンレス鋼 ■合金工具鋼 ※詳しくは資料をDL、もしくはお問合せください。
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基本情報
【最大処理寸法】 ・φ500x550L 【留意点】 ・CVDやTDプロセスと同様の高温での処理となります。母材の変形や寸法変化を極力少なくした処理方法ですが、特徴をご理解の上ご発注お願いします。ご質問はお気軽にお問い合わせ下さい。 ※詳しくは資料をDL、もしくはお問合せください。
価格帯
納期
※約10日間(お気軽にお問い合わせ下さい。)
用途/実績例
プレス金型、鍛造金型・各種耐摩耗性部品
詳細情報
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適用事例01 矯正・搬送ローラー 材質:SKD11、DC53、QCM8 用途:ハイテン製鉄筋の矯正・搬送
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適用事例02 引き抜きダイス 材質:SKD11 寸法:φ140x160L 目的:焼付き防止
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適用事例03 プレス金型 材質:DC53 用途:ステンレスの曲げ加工
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株式会社ケンテックは、ファインテックの表面処理部門として独立した会社です。 ファインテックでの長年の熱処理技術と真空技術そして表面処理技術を駆使し、 画期的なセラミック硬質被膜ファインコーティングを開発いたしました。 ファインコーティングは耐久性・耐摩耗性・耐焼き付け性・耐酸化性に優れた効果が期待できます。 これにとどまらず、ケンテックはコーティング技術のパイオニアとして更なる表面処理を開発していきます。