主導波管の損失を抑えつつ波を分岐し、副導波管にて反射電力比等を計測
多孔形方向性結合器は、E面を共有する2つの導波管(WRJ-10)内に多数の結合孔を空けた結合器で、広帯域にわたって良好な方向性を示します。 この導波管のポートに10GHzのマイクロ波(TE10)を入射した際の導波管内の電磁波を解析しました。 孔の径は中央に近いものほど大きく、孔の中心位置は管内波長の1/4間隔で配置されています。 詳しくはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【特長】 ○ポート1から入った前進波は、主導波管と副導波管をつなぐ開口部を通過するので →ポート2とポート4に一定比で伝達される。 ○ポート4に出力される波は主導波管の前進波に比例した出力が得られ、 →ポート3に出力される波は主導波管の後進波に比例した出力が得られる。 ○開口部は、主導波管を伝達する波がほぼ無損失となるように設計されており、 →副導波管を伝わる波は主導波管を伝わる波に比べて非常に小さくなる。 ○解析物性条件(空気): →比誘電率(実部) 1、比誘電率(虚部) 1、比透磁率(実部) 1、比透磁率(虚部) 1 ○解析条件:周波数 10GHz ○入力条件:ポート1にTE10波を入力 ○境界条件:各ポートに無反射境界条件を設定 ●詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをダウンロードしてください。
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フォトンでは、電磁現象を利用した製品、部品などを コンピュータ上でモデル化し、 シミュレーションする 「電磁場解析用ソフトウェア」を開発しています。 従来の設計や開発の現場においては 技術者の方の経験に基づく試作と、試作品による実験を ループにした試行錯誤が中心でした しかし、実際に試作品を使った実験を行い その結果を検討するには多大な時間とコストを要します。 今後は、実験・試作ベースから解析ベースの設計への移行が 生産性向上において重要課題であり、解析ベースの 設計技術の中核となるシミュレーション技術の確立が課題となります。 このような状況の下、フォトンでは、電磁場を中心に、熱、 振動、音場などについての「解析ソフトウェア」を開発し 提供させていただいております。フォトンのソフトを 活用して頂くことで、各種工業製品の開発・設計を効率よく 行うことが出来ます。このようにして、フォトンは、 ユーザー様の製造現場において、試作の回数や開発費用の低減 開発期間の短縮を実現し、ひいてはユーザー様の競争力強化を 支援していきたいと考えています。