高度広帯域衛星デジタル放送伝送方式(高度化BS)に対応したBER測定器。
本装置は、平成23年から運用が可能になる、高度広帯域伝送方式に対応したビットエラーレート(BER)測定器です。 平成20年度情報通信審議会答申諮問2023号「放送システムに関する技術的条件」のうち、「衛星デジタル放送の高度化に関する技術的条件」(平成20年7月29日)に準拠しています。 3253A 高度広帯域衛星デジタル放送信号発生器と組み合わせることにより、高度広帯域伝送方式のフレーム構成を共有でき、複雑な設定によるビットエラーレート測定を容易に行える環境を提供します。 また、各デジタルテレビジョン放送における、MPEG TSのビットエラーレートの測定も可能です。
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基本情報
【特長】 ・3253A 高度広帯域衛星デジタル放送信号発生器と組み合わせることにより、高度広帯域デジタル放送信号発生器と組み合わせることにより、高度広帯域伝送方式に従ってフレーム化されたTS信号のBER測定が可能です。 ・相対TS番号または伝送モードを選択し、最大8ポイントのBER測定を同時に行えます。 ・TLV(Type Length Value)形式の信号チェック機能も装備しています。 ・Packet Error Rate(PER)を測定することが可能です。 ・Erroneous Second Ratio(ESR)を測定することが可能です。 ・3253Aとは各設定情報を共有しており、容易に測定環境を構築できます。 ・測定用信号を発生する送信部、及び測定信号を入力する受信部を装備しています。 ・ヌルパケットフィルタリング機能を装備しています。 ・操作表示器には7インチTFTカラー液晶とタッチパネルを採用し、操作性に優れたユーザーインターフェースを提供します。
価格帯
納期
用途/実績例
高度広帯域衛星デジタル放送伝送方式(高度化BS)に対応したチューナのBER測定が可能です。
企業情報
創業48年を迎える、社員80%がエンジニアである開発型技術者集団企業であり、開発・設計、生産、販売(海外は代理店)まで全て当社独自で行っています。 直系のエレナ電子株式会社は電磁波関連の測定機器の製作販売に携わり、又、傘下の株式会社光陽測器製作所は組立・配線に特化して、その専門性を生かしております。 デジタル革命のもと放送と通信の垣根をこえて、その業務用の伝送機器やAV機器の開発・試験用信号・計測機器、並びに工場生産用集中信号機器の専門会社です。 創業以来培われた高周波、アナログとデジタル技術を時代に先駆けて研鑽し、衛星放送や 地上波放送、移動体通信、光通信やCATVに関係する、国内のみならず全世界30カ国以上の放送・通信分野で当社商品は活躍しています。 全世界のTV放送デジタル化にくまなく対応し、TV試験信号発生器・計測器、フィールド再現テスト装置を開発生産しているのみならず、近年ではエリアワンセグ関連機器、館内/自主放送・デジタルサイネージ関連機器も開発生産しています。 今後は当社の培った技術力を利用して様々な分野に付加価値の高い商品を投入する所存です。