蛍光X線分析法を用いたコンクリート中の塩害調査について紹介します。
コンクリート構造物は飛来塩分や凍結防止剤の散布によってコンクリートに塩分が侵入するとコンクリートの強度が低下するなどの問題が生じます。このため定期的にコンクリート中の塩化物イオン量を調べることが重要です。従来は電位差滴定法という方法が広く用いられてきましたが、分析コストも高く時間がかかるといった問題がありました。蛍光X線分析法ならコンクリート中の塩化物量を現場で高感度に簡易に測定できるため今注目されています。
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基本情報
【特徴】 ・非破壊で現場での元素分析が行える。 ・測定結果が迅速に分かる。 ・特別な測定技術を要しない。 ・測定コストの大幅削減につながる。
価格帯
500万円 ~ 1000万円
納期
用途/実績例
・コンクリート中の塩化物量の分析
企業情報
アワーズテック株式会社はエネルギー分散型蛍光X線分析装置の専門メーカーです。エネルギー分散型蛍光X線分析装置は非破壊で迅速に現場での元素分析が可能です。現在土壌汚染調査、RoHS指令対応分析、コンクリートの塩害調査、インライン分析、考古学・文化財分析などあらゆる分野で活用しています。 当社はこの技術に特化し、X線要素技術を駆使した小型・軽量・高性能な装置造りに専念しております。また、お客様のニーズをお聞きし、ニーズに応じた製品をお客様と一緒に創造します。 <当社のエネルギー分散型蛍光X線分析装置の特徴> ■液体窒素が不要である。 ■測定時間が従来品に比し短い。 ■半導体検出器SDDの採用により高分解能、高計数率を実現。 ■液体、固体、ゾル、ゲルなどすべて非破壊で測定できる。 ■設置が容易である。(AC100V-5Aの電源のみ) ■装置がコンパクトである。 ・特別仕様の製品に関してもご相談に応じます。 ・「誠心・誠意」をモットーにしていますのでお気軽にご連絡ください。