ステージの大型化や高精度化にともない門型構造や平行軸駆動の機構で活躍する機能
ステージの大型化や高精度化にともない、門型構造や平行軸駆動の機構が必要となってきます。 もし、機構を駆動する際にテーブルの中央を駆動すれば駆動方向の抵抗は両側に均等に生じます。 対して機構の都合で片側を駆動する場合は、どうしてもテーブルのねじれ(ヨーイング)が生じます。このヨーイングによりテーブル上のワークの位置は不正確となってしまいます。 また、テーブルが非常に大きい場合や構造の都合で、どうしても中央駆動が出来ないことも考えられます。 そのような場合、いかにヨーイングなしでテーブルを駆動するかがポイントとなります。 このような場合に役立つのが"同一指令2軸"という機能です。 詳しくはお問い合わせ下さい。
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基本情報
■仕組み 平行2軸を1つの軸として運転・操作できるようにします。 物理的には各々の軸を制御・管理しているためステータスや変数など各々に存在していますが、操作する際は1軸として"自動運転"、"手動運転"、"原点復帰"などの操作が可能です。 また、各軸を独立で制御できるように、平行軸モードと独立した通常モードに切り替えが可能です。 ■メリット ・門型・ガントリ型マシンの高精度(誤差は数μm)な駆動を実現! ・大型テーブルの精密、安定制御を実現! ・他オプション機能(ピッチエラー、接線制御、径補正など)と 併せることで高精度なシステムを実現! ・64軸版PCベースファインモーション(RTMC64-M3/EC)では 複数軸の平行軸も同一タスク内で制御が可能です。 例 2組の平行軸 3軸以上の平行軸 ■精度 2軸の指令上の誤差は1パルス内の精度です。 機構の摩擦による外乱はサーボアンプの速度ループ制御で解消します。※ACサーボでは数十μsecの制御で外乱を補正できます。 サーボアンプの機能も併せることで摩擦などのトルク外乱に対して誤差数μmの制御を実現します。
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テクノは創業から35年以上にわたり一貫して「モーションコントローラ」を開発・販売しています。 高度なNC技術をもっと自由に活用いただく事が最大の使命です。 そのために「NC技術の公開」「ダウンサイジング(小型・ハード最小)」「豊富な緻密モーション機能」を実現してきました。 お陰様で600種類以上のテーマ、数万台の装置に使っていただいています。 ※精密加工機(切削、研削、研磨、ミーリング、中ぐり、放電、レーザー、ウォータジェットなど)、巻線機、巻取機、産業用ロボット、3Dプリンタ、パイプベンダー、バネ製造、フィルムロール、検査装置など 当社の製品、技術、ノウハウ、経験は今後も世界TOPレベルの装置を目指しているお客様に貢献できるものと信じています。