★「スプリングバック」や「割れ」等の成形不具合をいかに少なくするか?★次世代自動車用途としての材料特性とは?鋼鈑最適化を目指す!
講 師 第1部 日本大学 生産工学部 機械工学科 教授 高橋 進 氏(元日産自動車様にてご勤務) 第2部 JFEスチール株式会社 スチール研究所 薄板研究部長 瀬戸 一洋 氏 第3部 東京農工大学大学院工学研究院先端機械システム部門・教授 工学博士 桑原 利彦 氏 対 象高張力鋼鈑、ハイテン材。自動車部材に関心のある研究者・担当者など 会 場 【東京・中央区】京華スクエア2F ハイテクセンター 第2会議室 東京メトロ日比谷線/JR京葉線「八丁堀駅」A3出口より徒歩1分 都営地下鉄浅草線「宝町駅」A1,A2出口より徒歩5分 日 時 平成23年11月29日(火) 11:00-16:00 定 員30名 ※お申込みが殺到する恐れがあります、お早めにお申し込みください。 聴講料 【早期割引価格】1社2名まで49,350円(税込、テキスト費用を含む) ※但し11月15日までにお申込いただいたTech-Zone会員に限る。会員登録は無料 ※11月15日を過ぎると【定価】1社2名まで52,500円(税込、テキスト費用を含む) となります
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基本情報
【第1講 講演主旨】 自動車の車体開発において,地球温暖化の抑制に貢献し,かつ,安全面にも配慮するために,車体の軽量化が進められている.その目的のために,普通鋼板より強度が高いハイテン材(高張力鋼板)が使用されている,ハイテン材は,普通鋼板に比較して強度が高い反面,伸び等が低く,成形性が悪い特徴を有している.講演では,自動車を取り巻く環境でのハイテン材のニーズ,実部品の成形での特徴を述べると共に,開発期間短縮のために成形性評価に使用される数値シミュレーションの適用例を紹介する. 【第2講 講演主旨】 燃費と安全性能の向上を目指した自動車車体の軽量化を推進するため、それぞれの部品に応じた様々な高張力鋼板が開発されている。車体軽量化・耐衝突性能の向上を指向する傾向は将来的に電気自動車が主流になったとしても大きく変わらないものと考えられる。本講ではこれまでに開発されてきた特徴ある高張力鋼板の強化機構、機械的性質、プレス加工性、適用事例などについて紹介するとともに、今後適用拡大が期待される超高張力鋼板の開発動向と適用上の課題について概説する。
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
2・3日
用途/実績例
第1部 高張力鋼板を使用した車体部品と成形予測技術 【プログラム】 1.はじめに 1-1 自動車に望まれること 1-2 自動車の重量と燃費の関係 2.自動車部品における不具合の種類 3.高張力鋼板の適用と成形性 4.板成形シミュレーション 第2部 電気自動車にも対応した先進高張力鋼板(AHSS)の開発動向 【プログラム】 1.高張力鋼板適用の動向 2.鋼板強度と衝撃吸収エネルギー 3.鋼の強化機構と高張力鋼板の種類 4.最近開発された特徴ある高張力鋼板(AHSS: Advanced High Strength Steel) 5. 超高張力鋼板と適用上の課題・対策 第3部 高張力鋼板の変形特性評価方法と成形シミュレーションの高精度化 【プログラム】 1.材料モデルとしての異方性降伏関数 2.金属板材の二軸引張試験方法 3.伸びフランジ成形のシミュレーションと実験検証 4.曲げ曲げ戻し変形におけるスプリングバック解析と実験検証 5.大ひずみ二軸引張応力状態における金属板材の塑性変形特性測定方法 【質疑応答】
企業情報
弊社は、化学、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品、建材など、幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために、「セミナー企画」に始まった事業領域を「講師派遣」「出版企画」「技術コンサルタント派遣」「動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサルティング」といった様々な事業形態(新事業)に展開することで、ここまで企業を発展させ、新たな市場を開拓してきました。AndTechはこれからも、クライアントの声に耳を傾け、クライアントが望む事業領域・市場に進出して、共に悩み、共に考え、共に道を切り拓く企業として、クライアントに愛される意味を見失わないことをお約束いたします。