硬さ・弾性率などの薄膜機械物性の評価について、基礎からこれら物性値の真意を明らかにし、最先端の定量計測技術までしっかり解説!
材料の薄膜化と表面改質は、摩擦・磨耗・耐圧性、加工・切削性、撥水などの表面特性だけではなく、薄膜全体の強度、電気抵抗、光学吸収、物質浸透などの様々な特性を大きく変化させ、材料に高いパフォーマンスを持たせることができる。しかし、このようなモノづくりは、莫大な開発コストが必要である。一方、薄膜の機械物性と薄膜密着性は、ナノメートル領域物性であり、材料機能の発現・抑制因子としてマクロな効果・現象を大きく左右し、材料の設計指針となっている。このような材料の設計指針を明らかにすることができれば、開発時の実験パラメータを減らし、巨大な開発コストを抑え、開発期間を大幅に短縮させることができる。しかし、これら薄膜物性は、広く実用されているにも関わらず、計測手法を正確に理解せず、ミクロ観点からマクロな効果につなぐような解釈ができないのが現状である。本講座は、硬さ・弾性率・降伏強度・粘弾性・密着性・熱応力などの薄膜機械物性の評価について、基礎からこれら物性値の真意を明らかにし、最先端の定量計測技術までしっかり解説する。さらに、薄膜密着性評価だけではなく、要因解析など、話題の最新実用薄膜材料の応用例を紹介する。応用例を紹介する。
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基本情報
●タイトル 薄膜機械物性・密着性の最新計測技術と評価方法 ●開催日時 2012年1月25日(水) 10:30~16:30 ●会場 商工情報センター カメリアプラザ 9F 会議室 【東京・江東区】 ●講師 日産アーク(株) 研究部 先端技術開発部 部長 工学博士 叶 際平 氏 ●プログラム 1.はじめに 2.最新実用ナノ物性評価の3大手法の紹介 3.薄膜機械物性の最新計測技術 4.ナノ粘弾性の最新計測技術 5.薄膜密着性の最新定量計測技術 6.薄膜熱応力と熱膨張係数の評価 7.最新総合応用事例 8.おわりに (詳細はR&D支援センターHPでご確認ください)
価格情報
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