★水系バインダーへの移行で期待されているメリットと課題とは? ★電池の大型化に向けてバインダーの要求特性とその試験方法とは?!
講 師 第一部 神奈川大学 工学部 物質生命化学科 エレクトロニクス材料化学研究室 准教授 松本 太 氏 第二部 泉化研株式会社 代表 菅原 秀一 氏 対 象 リチウム二次電池の開発に関連する企業の方々 会 場 てくのかわさき 5F 第5研修室 【神奈川・川崎市】東急溝の口駅東口、JR武蔵溝ノ口駅 下車 徒歩5分 日 時 平成23年12月12日(月) 13:00-16:00 定 員 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。 聴講料 【早期割引価格】1名につき46,200円(税込、テキスト費用を含む。) ※但し11月28日までにお申込いただいたTech-Zone会員に限る。会員登録は無料 ※11月28日を過ぎると【定価】1名につき49350円(税込、テキスト費用を含む。) となります
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基本情報
【1講演主旨】 リチウムイオン二次電池の製造工程の簡略化を目指した水系バインダーの研究が盛んに行われている。本講演ではバインダーの種類の関係、製膜された正極、負極膜の形状と電池特性の関係などについて最近のデータを示しながらその特徴と問題点について述べる。 【2講演主旨】 今後のEVや自然エネルギー蓄電用の大型リチウムイオン電池(セル)は、小型民生用の材料と製造工程を基礎インフラとしてはいるが、大型セルのハードな特性要求(エネルギー&パワーとサイクル)に対応するためには、大幅な再構築が不可避である。その中でバインダープロセスによる電極板の製造とその評価は電池製造の要であるが、ウエットプロセスなるが故に扱い難く、生産コストと不良率で問題の多い部分である。本セミナーでは実用電池の製造における左記の問題点を整理し、解決へのヒントを提案したい。
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
2・3日
用途/実績例
【1プログラム】 1.リチムイオン二次電池におけるバインダーの機能と役割 1-1 バインダーの持つべき役割 2.バインダーの分散法と電極の成膜方法 3. 負極用バインダー 3-1 水系バインダーの種類 3-2 水系バインダーと溶媒系バインダーの電池性能の比較 3-3 カルボキシメチルセルロース(CMC)バインダーについて 3-4 アクリル酸バインダーについて 4. 正極用バインダー 4-1 水系バインダーの種類 4-2 水系バインダーと溶媒系バインダーの電池性能の比較 4-3 カルボキシメチルセルロース(CMC)バインダーについて 4-4 CMCバインダーとLi過剰固溶体正極材料の組み合わせについて 5. ナノ構造を利用した正、負極用バインダー 6. 研究動向と今後の課題 【2プログラム】 1. リチウムイオン電池(セル)の構成と構造 2. 製造プロセス全体の概要 3. 新たな正極、負極材への適応 4. バインダーの選定とスラリー調製 5. 塗工・乾燥と電極板の評価 6. 電池(セル)の特性評価
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企業情報
弊社は、化学、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品、建材など、幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために、「セミナー企画」に始まった事業領域を「講師派遣」「出版企画」「技術コンサルタント派遣」「動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサルティング」といった様々な事業形態(新事業)に展開することで、ここまで企業を発展させ、新たな市場を開拓してきました。AndTechはこれからも、クライアントの声に耳を傾け、クライアントが望む事業領域・市場に進出して、共に悩み、共に考え、共に道を切り拓く企業として、クライアントに愛される意味を見失わないことをお約束いたします。