小池の逆流逆火防止機能付き安全継ぎ手
ガス溶断機又はポータブル自動機に装備の、グローバルのソケット側に超小型の逆流逆火防止機能を内蔵した小型の安全器継手です。吹管で起きる逆流・逆火のエネルギーが小さい内に手元で阻止でき、燃料ガスと酸素に発生する逆流、逆火をどちらも阻止ができ、逆火を確実に防止する構造は特許も取得しております。
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基本情報
■逆流防止機構 ガスの逆流は、吹管の操作ミスで発生します。燃料ガス側には特に戻りやすく、この現象を逆支弁が働きガスの逆流を防ぎます。 ■逆火防止機構 吹管内で発生した逆火は、火炎消炎フィルターで消され逆火圧力で逆支弁が作動してガスの供給をストップします。逆火が収まり、正常に復帰しますとそのまま使用を続けられますが、逆火を繰り返し起こした場合は、消炎フィルターが煤で目詰まりを起しガスの流れが悪くなります。この現象が見られたときは、ミニタックルの交換が必要となります。 ■ガス別に色分けされたソケット 酸素用は「青色」、燃料ガス用は「赤色」のネームシールで色区分され、取扱いに間違いがないように配慮しております。なお、酸素、燃料ガスのプラグは差し違いのないよう寸法を変え、取り違えのミスは起しません。 ■酸素用との併用のお薦め 逆火現象は、燃料ガス側に限らず酸素側にも発生します。安全確保のために酸素用との併用が必要となります。
用途/実績例
■グローバルミニタックル使用条件 アポロミニタックル装着での性能を維持する条件は、切断吹管では中型切断器、A号切断器自動切断器では100型火口4番までとなります。 ■グローバルミニタックルの保守点検 逆火現象がどの程度か、吹管が傷んでいないか、逆火の原因は何か等必ず点検をして、正常に使えるかの確認の上再使用するようお願いします。ガスの流れが悪くなった時は、消炎フィルターの目詰まりですので、交換の上にメーカーに修理依頼してください。
企業情報
小池は1918年(大正7年)の創業以来、「ガスエネルギー」を利用した工作機械のオピニオンリーダーとして、基幹産業発展の一翼を担って参りました。 その間、時代の進歩とともに、他に先駆けて「プラズマ」「レーザ」を利用した切断機を開発し、NCによる高度な自動システムを製品化して参りました。また同時にお客様のあらゆるご要望にお応えできるよう、「ガス・溶接・切断から関連機材まで」一貫したトータルシステムとしての体制を確立するに到っております。