生産量増強・操業最適化・スケールアップ設計・コストダウン・省エネ等に!
<gPROMS FormulatedProducts 晶析プロセスライブラリ> 生産量増強、運転改善やプロセスの最適化における様々な検討と意思決定にご利用いただけます。 晶析プロセスにおける効率的な手順(レシピ)の構築のため、以下の流れで業務を効率的に遂行し、短期間(1~2か月間程度)でこれらを達成します。 モデリング→実験→モデルの検証(パラメータ推定、バリデーション)→ プロセス最適化検討→スケールアップ検討 パラメータ推定がツールで自動的に行えることが、検討期間短縮の大きな要因です。またkineticモデル(仕組みを数式で表現)であるため、パラメータの数は必要最小限です。 また、冷却の温度の下げ方やパターン、種結晶を入れる量やタイミング、蒸発量や加熱のパターン等、自動でオプティマイゼーション(最適化)を行うツールは強力で、スケールアップは場合によってCFD(流体シミュレーション)と外部接続して実施します。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
1.ポピュレーションバランスモデルに基づき、結晶の粒径分布(PSD: Particle Size Distribution)を予測できます。一次核発生、種結晶追加、二次核生成等の過程を通じて生成・成長(growth)・消滅の影響を表現できます。 2.モデルは、様々な運転モード(回分、半回分、連続)、単段又は多段、また多様な溶液晶析形式(内部循環式、DT:ドラフトチューブ、FC:外部循環式、DTB:ドラフトチューブ・バッフル等)に対応しております。 3.実験結果をもとに同定したパラメータが生産実機に適用できます。これはバッチ式の実験で得られたパラメータを連続式の実装置に適用できることも含めて検証されています。 4.OLIやMultiflash等の物性パッケージはgPROMSの標準インターフェイスを介して利用可能です。また、現在お使いの個別物性パッケージをリンクして使用することも可能です。
価格情報
短期ライセンス(1か月~)可能です
納期
~ 1週間
※ライセンス契約後の納期です。その他、お気軽にお問い合わせ下さい
用途/実績例
医薬品、BPA、硫安、アミノ酸、ラクトースなどの晶析プロセス。
詳細情報
-
GUIベース操作画面1 GUIベースのフローシーティング環境。
カタログ(6)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(35)
企業情報
英国インペリアルカレッジのgPROMS開発チームにより1997年に設立されたPSE社は、2019年よりシーメンスグループとなりました。 gPROMSは従来のシミュレータと異なる数式ベースの強力な計算エンジンを持ち、定常シミュレーションとダイナミックシミュレーションの両方をシームレスに扱えることが大きな特徴です。これによりバッチ処理の実験データで調整されたモデルをスケールアップして連続処理のプラント設計や運転最適化に有効に活用できます。 gPROMSの優れたカスタムモデリング、Parameter Estimation、Optimizationといった機能により迅速に最適な製造プロセスの構築やトラブル解決、最適化が可能になります。