生体認証はなりすましに強い認証方式になります。生体認証にはいくつかの方法があり、用途に合わせた選択が必要となります。
【生体認証の種類】 ■指紋認証 長所:装置の小型化、低価格化が可能、操作が簡単 短所:指先は怪我をしやすい、指先が濡れていると認証出来ない機種が多い、センサーにしっかりと接触させる必要がある。 ■静脈認証 長所:環境の変化(怪我等)に影響を受けにくい、接触がわずか 短所:手のひらの場合、小型化が難しい、指紋認証より高価 ■虹彩認証 長所:手が塞がっていても認証可能、認証精度が高い 短所:目が細いと難しい、まつ毛が障害物になる、価格が高価 ■顔認証 長所:手が塞がっていても認証可能、動いている状態での認証も可能(認証失敗の確率もあがるため用途による) 短所:逆光や暗い場所に弱い機種が多い、前髪・眼帯・サングラス・髪・マスクにより本人拒否率が高くなる ■掌形認証 長所:データのサイズが小さい、信頼性が高い 短所:装置の小型化、低価格化が難しい、センサーを握りこむため接触が多い ■声紋認証 長所:装置の小型化、低価格化が可能、操作が簡単、電話で認証可能 短所:雑音に弱い、録音によるなりすましができる機種もあり ※詳しくはお問い合わせください
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基本情報
生体情報はなりすましを防止するために有効な技術となりますが、センサーへのあてかたにより、本人拒否が発生したり、稀に他の利用者と誤認識する場合があります。より高い認証精度を必要とする場合、複数の認証手段を用いた1:1認証をお勧めします。 【「1:1」認証(照合)と「1:N」認証(識別)の違いについて】 (1)1:1認証 認証しようとしている生体情報と、認証対象の登録済み生体情報を比較し合致しているかを判定[照合]する方法。 認証対象を特定するために、ICカードや番号認証を事前に行うことが一般的です。ICカード紛失や忘れに対応するため、複数の生体情報を利用する場合もあります。本人拒否率や誤認証率を低く抑えることができます。 (2)1:N認証 認証しようとしている生体情報と、端末に登録済みの全ての生体情報を比較し、合致率の高い生体情報から個人を特定(識別)する方式です。 端末に登録する生体情報の品質や生体情報の特性により認証率が影響されます。本人拒否率を下げるために、何回か生体情報の再登録を行う必要がある場合があります。
価格帯
納期
用途/実績例
生体認証製品 ・PBシリーズ:手のひら静脈認証を用いた認証端末 勤怠管理、入退室管理を実現します。 ・BTシリーズ:指紋・指静脈のハイブリッドセンサを用いた認証端末 勤怠管理を実現します。 ・CRシリーズ:ICカード専用認証端末。設置場所セキュリティレベルに 合わせPBシリーズ、BTシリーズと連携します。 ・SBシリーズ:鍵束、カード等を収納するセキュリティボックス、 ICカードが標準ですが、各種生体認証対応が可能です。 顔認証、指静脈認証の入退室への応用、等々ご要望により、生体認証を用いたソリューションを実現いたします。ご相談ください。
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1978年の創業当時から、社会公共分野や工業分野で利用されるコンピュータによる計測・監視&制御やFAシステムなどの開発実績を積み重ねてきました。近年では、インターネットやWebテクノロジーといったものを中心とする企業の改革を実現するシステムにも対応ができるようになり、又、生体認証、カード認証による個人認証端末の製造/販売にも着手しました。様々なお客様のニーズにも応えられるようになってきています。 さらに、パートナー会社との協業関係を基に、エンドユーザー様に向けて企画提案を行い新規のサービスの支援や、新たなソリューション製品を市場に投入出来るようにもなってきています。