日本カノマックス株式会社(代表取締役会長加野稔)は高圧クリーンエアー減圧装置SYS525を2012年3月より日本国内で発売開始
「高圧クリーンエアー減圧装置SYS525」は、最小100kPa(1bar)~最大800kPa(8bar)までの圧力容器または圧力配管からの圧力を大気圧に落とせる減圧装置です。吸引流量が2.83L/minまたは、28.3L/minのパーティクルカウンタに接続することで、高圧のクリーンエアー配管内に含まれる粒子の計測を可能にします。通常のパーティクルカウンタでは、高圧エアーをそのままの圧力で直接測定出来るようには設計されておりません。高圧エアーを直接、パーティクルカウンタへ接続して測定した場合は、パーティクルカウンタを破損させる心配があります。本装置は、高圧エアーを本体内部の圧力分散用リザーバで圧力を大気圧まで減圧します。その大気圧まで減圧されたエアーは、圧力分散用リザーバでパーティクルカウンタ用と余剰エアーに分岐され、余剰エアーは排気用フィルターを通ってクリーンエアーとして排出されます。
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基本情報
主な用途として、医薬品製造、食品産業などの製造工程で使用される高圧クリーンエアーに含まれる微粒子の計測に、本装置とパーティクルカウンタを使用することで、簡単に清浄度測定を可能とします。 *「高圧クリーンエアー減圧装置SYS525」は日本カノマックスのアライアンスパートナーであるドイツTOPAS社の製品です。 ●主な特徴 1.直接、高圧のクリーンエアー配管に接続が可能な粒子サンプリングユニット(最大800kPa) 2.高圧のクリーンエアー配管内の圧力を落とす事無く、配管エアー圧力を大気圧まで減圧 3.測定用パーティクルカウンタへの圧力影響無し 4.捕集された粒子を装置内で等速吸引 5.吸引流量が2.83L/minまたは28.3L/minのパーティクルカウンタに対応
価格帯
納期
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用途/実績例
●主な用途 1.各種エアロゾル研究等 2.化学産業、医薬品製造、食品産業などの製造工程で使用される高圧クリーンエアー配管に含まれる微粒子の計測
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1934年(昭和9年)創業。日本で初めて熱式風速計を販売した計測器メーカーである。気流や水流などの”流れ”と目に見えない”微粒子”を精密に計測する技術を応用した計測ソリューションを提案している。戦時中より、国から先進的な基礎研究を委託されるなど、今も受け継がれる高い技術力には定評がある。現在は、業界に新たな風を吹かすべく、「独創と革新に生きる」という企業理念を掲げ、業界No.1のおもてなしカンパニーを目指している。