溶射加工・セラミックレーザー彫刻加工についてのQ&A
●メッキとの違いは? メッキは本来、薄メッキバフ仕上げをすることによって硬い層がトップに残りますが、精度の要求される機械部品に対しては厚メッキ&研削仕上となる為に本来の硬い層を削りとってしまうことなり、トップ層から下側肉に従って高度は低くなります。 溶射皮膜は皮膜断面のどこをとっても同じような組織や硬度になります。 ●溶射皮膜の厚みは? セラミックやサーメット溶射皮膜の標準厚み100μm~300μm ワイヤー溶射皮膜の標準厚み 1~10mm 自溶性合金溶射皮膜の標準厚み 0.5~0.8mm ●溶射費用はどの位掛かりますか? 溶射面積の違い、溶射装置、溶射材料、溶射吹きっぱなしなのか、溶射後に研削仕上を伴うのかといったことによってお値段が違ってくるのでその都度のお見積もりになることが多いです。 ●再溶射は可能ですか? 硬い溶射皮膜といえども長年使用することにより摩耗してくる場合があります。その場合でも溶射皮膜を除去してから再溶射することができます。