インクジェット式分注モジュールによるバイオチップ・バイオセンサー生産用の非接触微量分注システムです。
DNAアレイやプロテイン・アレイのようなバイオチップの作製においては、多種類の試薬をさまざまなパターンで、正確な位置に微量分注することが求められます。 AD6000は、これらの生産に要求される複雑な微量分注を安定かつ正確に行うためのプラットフォームです。
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基本情報
■インクジェット式分注モジュールによる非接触微量分注です ■分注量20nL~2µLのワイドレンジです ■分注パラメーターを細かく設定できるため幅広い液性に対応します ■“On the Fly”モードによる高速分注が可能です ■バルク連続分注とサンプル吸引/分注の2つの分注モードを有します ■生産性を考慮しネストへのアクセスはシャトル方式を採用しています ■Windowsベースのソフトウェアで外部機器との接続も可能です ■生産工程に応じた各種カスタマイズに対応します
価格情報
構成によって価格が変わります。 詳しくは弊社までお問い合わせ下さい。
価格帯
5000万円 ~ 1億円
納期
用途/実績例
■バイオセンサー用電極チップの作製■ 血糖値測定器に代表されるバイオセンサー用電極チップの作製では、複雑な液性を持つ試薬の安定した分注が求められます。しかも検体の少量化に伴って電極も小型化しており、試薬の分注量も更に微量化しています。
ラインアップ(1)
型番 | 概要 |
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AD6000 | 【分注モジュール搭載数】最大16本 【プラットフォーム方式】ガントリー 【分注範囲】600×600mm 【ターゲット基板用ネスト】100×スライドガラス、20×マイクロプレート、バキューム固定式フラット 【オペレーション】Windows PC+BioDot AxSysソフトウェア 【ポジショニング精度】最大±25µm(標準±10µm) 【分注量・吸引量】分注量:20nL~2µL、吸引量:1µL以上 |
カタログ(1)
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弊社は米国BioDot 社の日本法人であるバイオドットジャパン株式会社として2012年2月に設立し、各種診断用試薬の開発および生産用機器を供給して参りました。 BioDot社は1994年米国カリフォルニア州アーバイン市に設立されたベンチャー企業です。同社が自社開発した非接触式微量分注システム(特許)は、特にイムノクロマト法試薬や酵素センサー試薬の開発・生産用システムのデファクト・スタンダードとして、世界各国で幅広くご使用頂いております。また同社はその周辺装置も次々に製品化し、現在これらの分野において欠かせない支援装置となっています。 しかしながら今後ますます重要性を増す臨床検査技術の発展のためには、BioDot社製品のみならず国内外の原材料・情報・サービスを幅広く提供することが必要と考え、2015年12月に株式会社フォーディクスとして生まれ変わりました。 臨床検査で培われた診断用試薬の技術は食品検査や環境検査等にも応用されており、医療分野以外でも私たちの生活を支えています。弊社はこれらを研究・開発・製品化する皆様をサポートする企業として、信頼いただける存在になるよう努力してまいります。