アコースティックエミッションを検出する光ファイバ型センサ
●耐電磁ノイズ 電気ノイズに強い・耐雷性 ●長距離性 光通信分野同様、数キロメートル超の信号伝送が可能 ●電源不要 測定点に電源は不要 ●防爆性 危険物近傍に設置しても引火しない (使用する光がほとんど発熱エネルギーを持たない) ●耐久性 光通信分野同様、長期耐久性に優れている
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基本情報
●光ファイバが伸縮するとき、光ファイバの中を透過する光にもドップラー効果が生じます。これを利用したものがFOD(光ファイバドップラ)センサです。光ファイバを固体と接着すれば、接着部分の伸縮速度が計測できます。このとき、光の周波数変化は光ファイバの伸縮速度に比例し、光ファイバの伸縮速度は固体の伸縮速度に比例します。
価格情報
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価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
用途/実績例
■性能■ ●ファイバ素子 ポリイミド被覆石英ガラス製光ファイバ155μmファイバ径 ●適用温度範囲 −20℃ 〜 +100℃ ●適用周波数範囲 30kHz 〜 1MHz
企業情報
一般に光ファイバというと、光通信を思い出しますが、光ファイバに代表される光導波路(=光が通る道)はセンサにもなります。光ファイバセンサは、次世代型測定素子として注目を浴びています。 安全で安心な社会を実現するためには、社会の土台を支える土木構造物や経済的利益を生む生産設備が、地震などの自然災害や老朽化という命題に対して、いつも健全な状態にあるという保証が重要です。センシング技術は人間の体でいえば五感神経です。 防爆性・耐久性・耐電磁気性・耐熱性という光ファイバならではの利点を生かし、社会の五感神経として安全な社会を実現したい、それが我々の目標です。 時として、安全セキュリティは「喉もと過ぎれば‥‥」と評されます。しかし、世間の目にふれることのない現場では、多くの人手と時間をかけて、懸命な操業管理、安全管理、保全作業が日夜行われています。この高価で貴重な“安全安心”という環境を、光で増強補完することが、我々一同の目標であり、理念 “汗とハイテク”です。