2巻以上のテープを同じ芯に並列に巻く「パラロール」。マイクロスリットにつきまとう悩みを解消できます。
パラロールの利点 1.一度のチャックで2巻以上のテープを引き出すことができます。 2.細幅のマイクロスリット要求に対し、巻き芯の幅が細すぎて芯つぶれを起こしそうな場合、「パラロール」により巻き芯幅を広くとり、要求の細幅のテープを巻きつけることができます。 3.細幅のマイクロスリット要求に対し、高価なリールに巻かなくても巻き崩れが起きづらい特性があります。
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基本情報
フィルムをテープにスリット加工する場合、通常はひとつの巻き芯にひとつのテープで構成される、いわゆる"レコード巻き"ですが、弊社ではひとつの巻き芯に2巻以上のテープを巻きつける「パラロール」の加工ができます。
価格情報
加工費となりますので、お気軽にお問い合わせください。
納期
※数量によって納期が変動しますので、お気軽にお問い合わせください。
用途/実績例
様々な理由で長尺化が困難なフィルムを複数のテープにし、1巻の巻き芯に巻きつけ、さらに後の生産工程でチャックする作業が軽減されます。 例:1.5mm幅のテープを100M欲しい ⇒1.5mm幅マイクロスリットは幅が狭すぎて単体でレコード巻きにすると巻き崩れの懸念。 ⇒1.5mm幅テープを5列に並べて20Mずつ巻き取り、ハンドリングの安定性・巻 き芯の芯つぶれの保護をする。 ⇒1巻の巻き芯に5巻分巻かれているので後の生産工程でチャックが1度で済む。
企業情報
スリット(スリッター)加工技術には豊富な経験と高度な技術が必要です。 創業以来約70年にわたり蓄積された経験を踏まえ、熟練技術者が自社開発機器により仕上げる<仕事>は常にお客様から高い評価をいただいております。 東京駅から30分の好アクセスで、急ぎのご相談・お打ち合わせはもちろん、委託加工材料は目の届く範囲で管理したいものです。忙しいご出張でも「思い立ったらすぐ会える」サンシャイン60を見上げる東京池袋の工場から、自信の技術をお届けいたします。