洪水の被害を受けた試験施設の飛躍的な効率改善を支援しています。
2008年6月7日、インディアナ州コロンバスに本社を構えるCummins Inc.の研究技術応用力学ラボは洪水の被害を受けました。Cummins社はディーゼル エンジンとその関連技術の設計および生産を行う世界的なトップ企業で、3.3Lの小型エンジンから 78Lという高馬力の大型エンジンまで幅広い製品を取り扱っています。このラボで行われるエンジンコンポーネントの疲労評価試験には、長年にわたりMTSのアプリケーション ソフトウェア、ロード フレーム、制御システム、アクチュエータ、油圧供給システムが用いられてきましたが、洪水によりロード フレーム、制御装置、油圧システム、すべてが完全に壊滅状態となりました。機能復旧にあたりMTSのサービス担当者は皆、最初からとても迅速に対応、さまざまな機器の中から修復可能なものや取り替えが必要なものを迅速に選定し、また最短期間で再起動/再稼働できる方法を指導しました。この結果、13台のMTSロード フレームが修復され新品同様の性能を取り戻しました。 詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをご覧ください。
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基本情報
【事例紹介】 ○導入システム: →ロード フレームの稼働用にMTSの次世代FlexTest制御装置、油圧供給装置として 3台のSilentFlo油圧源を新たに設置 →試験ラボ全体のサポートに引き続きMultipurpose TestWare(MPT)ソフトウェアを採用 ○導入理由 →MTSのサービス担当者は皆、最初からとても迅速に対応してくれた →彼らはさまざまな機器の中から修復可能なものや取り替えが必要なものを 迅速に選定し、また最短期間で再起動/再稼働できる方法を指導してくれた →効率化と試験能力の向上につながる改善案を推奨してくれた ○お客様のメリット →SilentFlo装置のおかげで、現在の生産能力を維持しながら、安全で静かな ラボ運営が実現、またエネルギー消費量が削減された →試験ラボ改善が成功した重要な要因として、MTSとの長年にわたる信頼関係に よるものと考えている ●詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをご覧ください。
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エムティエスジャパン株式会社は、各種試験装置に関するエンジニアリング会社である米国MTS Systems Corporationの日本法人です。40年余にわたり日本のユーザへエンジニアリング・コンサルティング・サービスをご提供するとともに、地震のシミュレーション・システム、自動車の耐久試験システム、航空機の疲労試験装置ならびに各種材料試験装置などを、我が国の公的機関、大学及び民間企業に納入してまいりました。これらはすべて、そのシステムの安全性を追及するためのものであり、「物を造る」場合に欠かすことのできない非常に重要な役割を担うシステムです。 1972年6月に米国MTS Systems Corporationの50%の出資により、エムティエスジャパン株式会社が設立されました。1975年5月に同社の全額出資の子会社となり、1981年には名古屋支店(現、西日本支社)を設立し、販売/サポート体制を強化し現在に至っております。 MTSとの協調により、設計の最適化と生産性の改善、お客様の製品の市場投入期間の短縮を実現します。