(財)日本海事協会認証ピストンヘッド 高温腐食対策用溶接肉盛施工
ディーゼル機関用鍛鋼材ピストンヘッド蝕火面の高温腐食対策用溶接肉盛補修は爆発面損耗したピストンクラウンを溶接肉盛し、その上に特殊金属を肉盛溶接する事により極めて高い耐腐食性をしめし、寿命が延び長期間使用することが可能となります。現在ピストンクラウンは複雑な鍛造工程を経て製作されています。従い、工数も掛かっていますし高価でもあります。ですので、市販の丸型圧延鋼材もしくは丸型鍛造鋼材等の市販の鋼材を所定の長さに輪切りに切断し、鍛造工程を加えずに機械加工しその後で特別な熱処理を行いピストンクラウンを安価に短い工期で製作しようと実用新案登録証を取得いたしました。 詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをご覧ください。
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基本情報
【特徴】 ○(財)日本海事協会にて認証を取得した ○溶接方法 →サブマージアーク溶接 ○適用鋼種 →三菱重工UEC形機関ピストンヘッド →SCM435-QT(炭素量0.38%未満)及びSCM440-QT(炭素量0.43%未満) ○溶接材料 →鳥谷溶接研究所(INT625) ○シール方法 →日本ウェルディングロッドF-12(フラックス) ○施工条件 →肉盛施工範囲は、ピストンヘッドの損耗限界までとすること →ピストンヘッドへの溶接肉盛施工時には、施工要領書を作成し 立会検査の承認を得ること ●詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをご覧ください。
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株式会社コカブは、平成23年10月に舶用ディーゼル機関部品の溶接肉盛補修を目的として設立致しました。舶用ディーゼル機関のピストンクラウンは一般的に高炭素、Cr-Mo銅で製造されています。ピストンクラウンの溶接肉盛補修には船舶は属する(登録されている)船級協会(クラス)の検査承認は必要となります(法令順守)。この度、株式会社コカブは(財)日本海事協会(NK)東京本部殿から当社のピストンクラウン溶接肉盛補修方案に関してご承認を頂きました。日本で唯一(財)日本海事協会(NK)殿のピストンクラウン溶接肉盛補修が出来る工場であります。また、上記に加えてピストンクラウン蝕火面の高温腐食対策用溶接肉盛(インコネル)補修方案に関する承認も(財)日本海事協会から頂きました。